今回のお題は「宿酔」「尽く」「浩瀚」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか?
目次
1問目はこの漢字から!「宿酔」
「宿酔」は(しゅくすい)とも読みますが、
もっと「宿酔」の状態が分かる読み方があります。
20歳を過ぎた大人なら、経験したことのある人もいるのではないでしょうか。
さあ、一体何と読むか分かりますか?
「宿酔」の読み方のヒントは?
お酒を飲み過ぎるとこの状態になってしまう人もいます。
頭痛や吐き気、体のほてり、のどの渇きなどの症状が出たあと、
次の日まで残ります。
ひどすぎると人に迷惑をかけてしまうかもしれません。
もう、分かりましたか?
「宿酔」の読み方、正解は……
正解は……
「ふつかよい」
です!
「宿酔」(ふつかよい)はアルコールを代謝する過程で出る「アセトアルデヒド」という有害物質が血液中に残留していることが原因で引き起こされる症状です。
「宿酔」(ふつかよい)を予防するためには、
お酒を飲む前にウコンやタウリンなどの肝機能を高める栄養ドリンク剤などを飲んでおき、
適度に水分補給をしてください。肝臓の代謝を助けます。
自分にとって適切な量を知り、お酒の量を加減するとよいでしょう。
適度にお酒をたしなむ、素敵な大人でありたいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました!
2問目はこの漢字!「尽く」
「尽く」
この漢字は小説やニュースに頻出します。
また日常会話でも、話題によっては口癖のように使う人もいますね。
「尽く」読み方のヒントは?
「尽く」は、状態を強調する際に用いる言葉です。
「物事が例外なく一致するさま」や「すべて残らず」「全部」などの意味合いで頻繁に利用します。
別の読み方は一網打尽の「じん」、「尽きる」などの「つ」が一般的でしょうか。
どちらにせよ、あったものが徐々にすべて失われる、最終的に果たし終える……などのニュアンスがあります。
「尽く」の読み方、正解は……
「尽く」の正解は……
「ことごとく」です!
「3連休用にと思ってお菓子を購入したが、初日に尽くたいらげてしまった」
などのように使います。
そのほか、
スポーツで「尽く負ける」や、
転職活動で「尽くお祈りされる」
「尽く文句を言われて少し疲れちゃった」なんて言い方もします。
これらの3つは、「こっぴどく」とも言い換えられる使い方ですね!
私もこの冬の寒暖差には尽くやられてしまい、なかなか家事や作業が進みません……(笑)
最後はこの漢字!「浩瀚」
「瀚」を読むヒントは字面が似ている「幹」の読み方になります。
「浩瀚」の読み方、正解は…
「こうかん」と読みます。
意味は「書物の多くあるさま」です。
皆さんは本を読むことは好きですか?
読書好きの人の家にいくと、たいてい本棚がたくさんありますよね。
そして、各本棚にはぎっしりと本が詰まっています。
本ってこんなにあるんだ…と驚くくらい、いろんな種類の本が所狭しと置かれています。
三度の飯より本を読むことが好きなのかもしれません。
あたかも図書館のようなその光景を表した言葉です。
最近では電子書籍の登場ですっかり時代は様変わりしたので、こうした光景も懐かしいものになってきたかもしれません。
むしろ、本はスペースを取るので、「本の虫」と言われる人ほどスペースを確保するために電子書籍に頼っていることでしょう。
タブレットやスマホの端末上の本棚がぎっしり埋まっていたなら…
それは「浩瀚」の新たな出番かもしれませんね。