今日の難解漢字は、
「微睡む」
「鱶鰭」
「倉鼠」
「冷笑う」
「出出」
です!
どれもなんとなく読めそうな漢字ばかりですが、
なんと読むか分かりますか?
目次
1つ目の漢字は「微睡む」です!
「微睡む」
なんと読むかわかりますか?
「微睡(びすい)」に送り仮名の「む」がつくと、同じ意味でも違う読み方になります。
「微睡む」読み方のヒントは?
ヒントは「ほんのわずかな時間眠る」「寝入る時の様子」を表す時につかいます。
類語としては
「うつらうつらする」
「うとうとする」などがあります。
「微睡む」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/03/madoromu.jpg)
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
正解は・・・
「まどろむ」
です!
「徹夜が続いたのでわずかな時間微睡んだ」
「窓辺で暖かい日差しを浴びながら微睡む時間」
などのように使います。
就寝時のようにしっかり眠るのではなく、昼寝や居眠りなど短い時間に浅い眠りにつくような状態の時につかいます。
もともとは目がどろんとしている様子を表し「目(ま)どろむ」でしたが、後に当て字で「微(わずか)」な時間「睡(ねむる)」という漢字を使うようになりました。
ひらがなで書くことが多い言葉ですが知っているだけで少し得意になれますね。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
2つ目の漢字は「鱶鰭」です!
「鱶」と「鰭」。どちらも読めればあっという間に正解にたどりつける問題なんですが、前者の「鱶」の字は、一般的には他の漢字を使っているため、難問です。
部首が「魚へん」ですので、魚関係、海鮮食品関係の方向で考えて大丈夫です。
さあ、この「鱶鰭」は何と読む??
「鱶鰭」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 中華料理における高級食材の一つです。
ヒント➁ 「〇〇〇〇」の4文字です。
ヒント③ 最初の文字の「鱶」は、いわゆる「鮫」です。
「鱶鰭」の読み方の正解は・・・・?
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/06/fukahire-e1624883189134.png)
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/06/maru_gazo-3-300x212.jpg)
正解は、「フカヒレ」です!
「鮫のヒレ」と書いてあれば想像ができそうなものですが、最初の文字の「鱶」は、大型のサメを表わす漢字です。
鰭(ヒレ)も普段は漢字で表わさないので、読めた方は少ないと思いますが、みなさんはいかがでしたでしょうか。
フカヒレといえば、鮫のヒレの部分を乾燥させた中華料理における高級食材ですが、日本は世界有数のフカヒレ生産国であることをご存じでしょうか。
江戸時代には、ナマコやアワビと一緒に当時の中国へ輸出されており、日本の材料と中国の料理技術が融合して、あの美味しいフカヒレが誕生していたとは驚きです!
3つ目の漢字は「倉鼠」です!
倉にいる鼠と書く「倉鼠」。でも、鼠ってたいがい倉とかそういう場所にいるものでは?なんて思ったりしてしまいますね・・・。
こんな和なイメージのする漢字ですが、実は読み方は意外にも洋風だったりします。
さあ、いったい何と読むのでしょうか?
「倉鼠」の読み方のヒントはコレ!
ヒント① 字のとおり、やはりネズミ科の動物、げっ歯類です。
ヒント➁ ペットとしても定番ですが、いわゆるネズミとは違います。
ヒント③ ひまわりの種なんかを口いっぱいに入れている可愛らしいイメージがあります。
「倉鼠」の読み方の正解は・・・・?
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![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/06/maru_gazo-1.jpg)
正解は、「ハムスター」です!
ハムスターといえば、小動物のペットとして不動の地位を築いている動物ではないでしょうか。臭いも少なく、エサも少量で済むなど、ペットとして飼いやすいことでも有名です。
知らない人からは、よくネズミと間違われたりしますが、ジャンガリアンハムスターなんか模様もアメリカンショートヘアーの猫みたいですし、丸くて小さな尻尾もとても可愛らしい動物です。
そんなハムスターも野生のものでは、1日あたり地中に20kmものトンネルを掘り進んでエサを探し求めている生態をご存じでしょうか。
さらに、口いっぱいにエサをため込んでいる姿がなんとも可愛らしいイメージがあるハムスターですが、このほっぺを膨らませて水に浮くこともできるので、川を泳いだりすることも得意なんです。
さらに、強力な歯をつかって木を根こそぎ倒してしまうなど、小さくてもパワーのある、そんな小さな巨人がハムスターです。
4つ目の漢字は「冷笑う」です!
「冷笑う」の読み方をご存知でしょうか?
「あざわらう」と読んでしまった方が多いかもしれませんね。
「あざわらう」は「嘲笑う」と書くため、残念ながら不正解です。
では「冷笑う」は何と読むか、あなたにはわかりますか?
「冷笑う」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇〇」の6文字
- 意味は、馬鹿にして冷ややかに笑うこと
- 「他人の失敗を冷笑うのは良くない」のように使います
以上の3つのヒントで考えてみてくださいね。
「冷笑う」の読み方!正解は!?
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/12/seserawarau.png)
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/12/min008-seikai.jpg)
正解は「せせらわらう」です!
「冷笑う(せせらわらう)」は、熟語として「冷笑(れいしょう)」という言葉で表す場合もありますね。
類義語には、「嘲笑う(あざわらう)」「揶揄う(からかう)」などがあります。
どの言葉も似ていますが、少しずつニュアンスが違います。
比較してみると、以下のようなイメージでしょうか。
- 嘲笑う(あざわらう):馬鹿にして笑う
- 揶揄う(からかう):相手の反応を面白がって扱う
- 冷笑う(せせらわらう):冷たく見下すように笑う
言葉のニュアンスは、人によっても若干異なるかも知れません。
言葉は本当に難しいですね。
5つ目の漢字は「出出」です!
出口の「出」がふたつで、なんと読むか分かりますか?
もちろん(でるでる)ではありません。
単純なので読めそうで読めない、ちょっと厄介な漢字ですが、
耳で聞けば納得の漢字でもあります。
さて、「出出」と書いてなんと読むでしょうか?
「出出」読み方のヒントは?
出るに出す事です。
かといって(でで)でもありません。
物事の始まりや出始めの事です。
滑り出しという意味もあります。
いつも迷っていた、作文の出始めの事を何と言いますか?
終わりよければ、全て良し。出出よければ、全て良し!?
なんて言いますよね!
物事の始まりと終わりが良ければ少々の事はOKです!
出出でつまづかないようにしましょう!
「出出」読み方のもうひとつのヒントは?
ひらがなにすると「〇〇〇」です!
えっ? 三文字と思った方にもうひとつヒントを出すと
「〇だし」です!
さあ、もうわかりましたか?
「出出」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/03/0645719c80c89b5f9e9809279360d63f.png)
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/11/appare-seikai.jpg)
正解は・・・
「でだし」
です!
物事の出出と終わりがばっちり決まれば、きっとうまくきます!
ぜひ、覚えておきましょう。
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございました!