今日の難読漢字は
「瘡蓋」
「擂粉木」
「苛む」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「瘡蓋」!
「瘡蓋」は、人間にとって身近なものです。
みなさんも、これが体にできたのが一度や二度ではないはず!
特に子どもの頃、元気に外で遊びまわっていると
これができる回数も多かったはずです。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「瘡蓋」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「かさぶた」
です!
「瘡蓋」は、
「傷の表面に血液や漿液(しょうえき)、膿などが滲み出て固まった皮」のこと。
このように書くと仰々しいですが、
傷跡に赤黒くできる皮のこと。
小さい頃、ひざやひじに瘡蓋を作っていた方は多いのではないでしょうか。
切り傷やすり傷で血が出てしまった後に現れるので、
子どもだけではなく、大人になってからも見た経験があると思います。
「瘡」この漢字自体に「傷」や「できもの」という意味があり、
それに「覆い隠すもの」という意味の「蓋」という感じが合わさることで、
「瘡蓋」を表しているのだそう。
ちなみに佐賀県では瘡蓋のことを「つ」と呼ぶそうですよ!
身近なものなのに漢字は知らなかった!という方も、
ぜひこれを機に覚えてみてくださいね!
次の難読漢字は「擂粉木」!
「擂粉木」は身近なもの、と先に書きました。
ヒントとして、これがどこにあるのかお教えします。
ご家庭だとキッチンにあります!!
ないご家庭もありますが、
お家以外でも見かけたことあるはず。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「擂粉木」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「すりこぎ」
です!
「擂粉木」は、
「すり鉢で物をするときに使う棒」のこと。
すり鉢と擂粉木がセットであるご家庭もあるはず。
100円ショップなどでも簡単に手に入るものですし、
ミニサイズの擂粉木は、トンカツ屋さんでゴマをするときに使いますよね。
単なる「棒」と呼ばれていたり、
「めん棒」と勘違いしている人も多い道具です。
また、擂粉木は使うに従って短くなる道具。
それが転じて「少しも進歩せず、かえって退歩する人をあざける悪口」
として使われることもあるんです。
なんだか不遇な立場にある道具ですが、
料理をする人にとっては必需品のひとつ!
よく使うのに漢字は知らなかった!という方も、
ぜひこれを機に覚えてみてくださいね!
最後の難読漢字は「苛む」!
「苛む」の漢字は、
「苛々」で「イライラ」と読みます。
それなら答えは「いらむ」だ!
と思った方、残念!
「苛む」は「〇〇〇む」と3文字が入ります。
さて、一体何と読むのでしょうか?
「苛む」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「さいなむ」
です!
「苛む」は、
「叱ったり責め立てたりする」こと。
また「いじめる・苦しめる」という意味も持ちます。
「弱い者を苛む」「騒音に苛まれる」など
良い意味では使われない言葉です。
「苛」という漢字に
「きつい」「きびしい」「むごい」などの意味があるため、
この漢字が使われると、大体はネガティブな意味になってしまいます。
よくセットで使われる言葉として
「良心の呵責に苛まれる」というものがあります。
呵責は、こちらも「厳しく叱る」という意味。
つまり「自分の良心が厳しく責め立て、自分自身を苦しめる」という言葉なんです。
ネガティブな言葉ではありますが、
新聞や小説などでは比較的よく見かける「苛む」。
一般教養として覚えておくべき漢字なので、
ぜひこれを機に覚えてみてくださいね!
どの漢字も、覚えておけばスマートに使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/01/26482743_150_0.jpg)