今日の難読漢字は
「登攀」
「懶」
「纜」
です!
あなたは正しく読めますか?
最初の難読漢字は「登攀」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/08/toi_kanji_385.jpg)
「登攀」は、「攀」の文字が難しいですよね。
なんとなくのイメージで「とうけん」「とうきょ」なんて読んでしまうかも。
これはどちらも不正解。
正解は「とう〇ん」です。
○に当てはまるひらがなを考えてみましょう!
さて、あなたは何と読みましたか?
「登攀」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「とうはん」
です!
「登攀」は、
「高い山などをよじ登ること」という意味の言葉です!
「とはん」とも読む場合もあるので、もしそのように読んだ方がいれば正解!
「る」は、一般的に知られる「山を登る」という意味で使われています。
それに対して「攀」には「よじる」「しがみつく」といった意味があります。
実は「よじのぼる」を漢字で書くと「攀じ登る」となるんですよ!
使用例としては
「長い登攀で疲れがピークに達した」
「こんな登攀計画では危険だ」
というように、やはり登山に関する会話や文章で使われます。
使う頻度は少ないけれど、知識として覚えておきたい「登攀」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
次の難読漢字は「懶」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/08/toi_kanji_386.jpg)
「懶」は、音読みだと「らん」と読みます。
今回の問題で聞きたいのは訓読み。
実はこの漢字には訓読みがいくつかあります。
そのうちの一つが「ものうい(懶い)」。
「なんとなくだるくて気が進まない」という意味の「ものうげ」と同じ意味の言葉です。
今回の正解「気が進まない」という意味では似たような言葉なのですが……。
さて、あなたは何と読みましたか?
「懶」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ものぐさ」
です!
「懶」は、
「何かをすることを面倒がることや、そのようなひと」という意味の言葉です!
「いつも誘いを断って、お前は懶だなあ」
「懶が祟って、チャンスを逃してしまった」
なんて使われる、面倒くさがりの人を指す言葉です。
「懶」という漢字自体に「ものぐさ」や「おこたる」という意味があり、
とにかく気が進まず、行動に移せないことを表した漢字と覚えておきましょう。
もちろん「物臭」と書いても、同じ意味になりますよ!
知っておくとちょっとかっこいい「懶」。
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
最後の難読漢字は「纜」!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2023/08/toi_kanji_387.jpg)
「纜」は、船にまつわる言葉です。
なかなか聞きなれない言葉なので、見当がつかない方がほとんどかも。
ヒントとしては「と〇〇な」と読みます。
さて、あなたは何と読みましたか?
「纜」の読み方、正解は…
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
気になる正解は…
「ともづな」
です!
「纜」は、
「船をつなぎとめておく綱」という意味の言葉です!
主に船尾についており、港や船着場に停めておくときに使うのだとか。
巨大な船についているものは「つな」というだけあってかなりの太さのもの!
係留中に流されてしまわないように停めておく、重要なアイテムです。
ちなみに辛党のみなさんも読めたかもしれません。
実は「纜」という米焼酎があるんです!
岩手県釜石にある浜千鳥という酒蔵が仕込む焼酎で、
港町である釜石の酒蔵に相応しいネーミングですよね!
今回のように漢字が読めれば、さまざまなものの由来が見えてくるんです。
一見使う機会の少ない「纜」も、覚えておいて損はありません!
これを機にスマートに読めるようになりましょう!
どの漢字も、覚えておけば使いこなせます。
ぜひ正しい読み方を覚えてくださいね!
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2022/01/26482743_150_0.jpg)