今回のお題は「滔滔」「磊磊」「葡萄茶」です。
どこかで見たような気もするけどなかなか難しい…
あなたには全て読むことができますか？
目次
1問目はこの漢字から！「滔滔」
「滔滔」の読み方をご存じでしょうか？
「箔」や「泊」という字に似ているため「はくはく」と読んでしまった人もいるかもしれませんが、残念ながら間違い。
「滔」を「はく」と読むことはできません。
では一体なんと読めばよいのでしょう…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか？
「滔滔」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- とどまることなく水が流れるさま
- 「滔々たる大河の流れ」などといいます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「滔滔」の読み方！正解は！？
正解は「とうとう」です！
「滔々（とうとう）」という表現は、以下の3つの意味で使われます。
- とどまることなく水が流れる
- 次から次へと途切れずに話す
- １つの方向へよどみなく流れる
「川が滔々と流れる」「意見を滔々と述べる」といった表現は耳にすることが多いかもしれません。
「滔」という字には「勢いよく流れる」「みなぎり溢れる」といった意味があるため、重ねて使うことで流れの勢いや水の多さを強調した言葉ですね。
2問目はこの漢字！「磊磊」
「磊磊」の読み方をご存じでしょうか？
「石」は音読みで「せき」なので「せきせき」と読んでしまったかもしれませんが、残念ながら間違いです。
石が3つ重なることで、全く違った読み方になってしまいますよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか？
「磊磊」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- ローマ字にすると「R」から始まります
- たくさんの石が重なりあっている様子を表す言葉
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「磊磊」の読み方！正解は！？
正解は「らいらい」です！
「磊磊（らいらい）」とは、漢字を見たままの意味で「たくさんの石が重なり合っている様子」を表す言葉。
また「些細なことにこだわらない大きな心」といった意味もありますよ。
ちなみに「磊落（らいらく）」や「磊磊落落（らいらいらくらく）」も「小さなことにこだわらない心」といった意味。
また、宮城県仙台市には「磊々峡（らいらいきょう）」という観光地があり、珍しい形の石が重なっている様子からその名が付けられたそうです。
最後はこの漢字！「葡萄茶」
「葡萄茶」の読み方をご存じでしょうか？
「葡萄」は難しい漢字ですが「ぶどう」と読みます。
ということは「葡萄（ぶどう）」＋「茶（ちゃ）」で「ぶどうちゃ」と読みたいところですが、残念ながら間違い。
知っている方には簡単な問題ですが…
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか？
「葡萄茶」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇」の4文字
- 「茶」は「ちゃ」と読んでOK
- 色の名前のひとつです
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「葡萄茶」の読み方！正解は！？
正解は「えびちゃ」です！
「葡萄茶（えびちゃ）」は「ワインレッド系の色よりも茶色が強い色」のこと。
また、「葡萄茶」は「海老茶」と表記しても、読み方も色も同じです。
そもそも「葡萄色（えびいろ）」はエビカズラ（山葡萄）に由来し、「伊勢海老」に由来する「海老色（えびいろ）」とは違う色でした。
しかし、両者の色が似ている上に「エビ」という発音も同じなので、後に混同されたということです。
