今回の難読漢字は「蓴菜」「稲子」「何時何時」です。
読めそうでなかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読むことができますますか?
目次
1問目はこの漢字から!「蓴菜」
「蓴菜」の読み方をご存じでしょうか?
「蓴」という字は「尊敬」の「尊」に似ていますが「そんさい」ではありませんよ。
漢字検定1級レベルの超難問です。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「蓴菜」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇〇〇」の5文字
- 水草の一種です
- 酢の物などで美味しくいただけます
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「蓴菜」の読み方!正解は!?
正解は「じゅんさい」です!
「蓴菜(じゅんさい)」とは「スイレン目ハゴロモモ科に属する多年生の水草の1種」で、きれいな水の池や沼に自生しています。
かつては全国でみられましたが現在では非常にめずらしく、秋田県三種町は蓴菜を栽培する希少な地となっています。
蓴菜は酢の物や吸物、みそ汁の具、鍋物に入れても美味しく、また、緑茶と同量のポリフェノールが含まれているため、アンチエイジング効果も期待できる食材です。
さらに水溶性食物繊維も豊富で、コレステロール値の低下や便秘の改善にも効果があるといわれています。
2問目はこの漢字!「稲子」
「稲子」の読み方をご存じでしょうか?
女性の名前とすると「稲子(いねこ)」とも読めますが、今回はそれ以外でお答えください。
「いねこ」にちょっと似てますが、違った読み方がありますよ。
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「稲子」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
- ある昆虫の名前
- 佃煮にして食べることも
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「稲子」の読み方!正解は!?
正解は「イナゴ」です!
「稲子(イナゴ)」は体調2~4cmで小型のバッタとして知られており、「蝗」と書くこともできます。
なぜ「蝗」と書くのかというと、古代の中国ではイナゴによる農被害は天災であり、天災は皇帝の不徳が原因とされていたからです。
稲子(イナゴ)は、稲を食べる害虫とされると同時に長野県や群馬県などの山間地域では、重要なたんぱく源として食用にもされてきました。
現在でもイナゴの佃煮は長野県の郷土料理として知られています。
最後はこの漢字!「何時何時」
「何時何時」の読み方をご存じでしょうか?
「何時」は「なんじ」と読めますが「なんじなんじ」と読むのは間違いです。
今回は2種類の答えがあるので、どちらを答えても正解とします!
さて、あなたには正しい読み方がわかりますか?
「何時何時」の読み方のヒントはこちら
- ひらがなで書くと6文字または4文字!
- 「何時」は「いつ」とも読めますね
- ふたつの読み方は意味が異なります
以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。
「何時何時」の読み方!正解は!?
正解は「いつなんどき」または「いついつ」です!
「何時何時(いつなんどき)」とは、「いつ」をふたつ重ねることで「いつなのかわからない」という意味を強めた言葉です。
たとえば「天災は何時何時(いつなんどき)ふりかかるかわからない」のように使います。
一方の「何時何時(いついつ)」は、「しかるべきある時」という意味。
たとえば、「何時何時(いついつ)までに仕上げれば良いでしょうか?」「何時何時(いついつ)にそちらへ行けば良いですか?」などのように、期限や時期を明確にする言葉になります。
同じ漢字を使っても読み方で意味が異なるため、ややこしいですが覚えておきましょう。