こんにちは、DO-GEN編集部の高野(たかの)です。
「枕が合わなくて頭痛がする!」
「肩こりが酷い…肩こりに効く枕を教えてほしい。」
この記事を読まれているあなたはこんなお悩みをお持ちかもしれません。
寝具メーカーの枕は高いものが多いので、
「寝心地が自分の体に合わない…」となるのは本当に残念ですよね。
しかし、なぜ体に合わないのでしょうか。
本記事では、枕が体に合わないと感じる原因とその対処法についてお伝えします。
枕が合わなくて悩んでいる方は、この記事を読めばどうすればいいか分かるようになりますよ。
目次
合わない枕を使っていると発生する症状
- 頭痛
- 肩こり・首こり
- 腰痛
合わない枕を使い続けると、このような症状が起こりやすくなります。
なぜ上記のような症状がでてしまうのか、理由を詳しく見ていきましょう。
合わない枕を使っていると発生する症状①:頭痛
合わない枕を使っていると慢性的な頭痛に悩まされることがあります。
体に合っていない枕は、首を圧迫しているからです。首が圧迫されると、脳への血流が悪くなります。
特に硬すぎる枕、グラグラとして頭を支えきれない不安定な枕、高さが低すぎる枕の場合に頭痛が起こりやすくなります。
合わない枕を使っていると発生する症状②:肩こり・首こり
肩こり・首こりは、枕が合わない方が最も訴えることの多い症状です。
体に合わない枕を使っていると、スマホやパソコンを見ているときのような“ストレートネック”状態や、肩甲骨が開いたまま筋肉が緊張した“巻き肩”状態になってしまうからです。
現代社会では、スマホやパソコンを使う場面が多くありますよね。
ですので、眠っている時間関係なしにどんな方でも日中の生活だけで肩こりや首こりを感じやすくなっています。
本来であれば眠っているときに筋肉を緩め、休ませてあげたいのですが、枕が合わない場合は眠っている時間さえも首や肩に負担をかけてしまっています。
このように、合わない枕を使い続けていると24時間肩や首に負担をかけてしまい、肩こりや首こりが悪化していってしまいます。
合わない枕を使っていると発生する症状③:腰痛
枕が合わないと、肩こりや首こりだけでなく腰痛を感じることもあります。
腰痛の原因はマットレスじゃないの?と思われる方も多いかもしれませんが、実は枕も関係しているのです。
首に負担がかかれば、背骨全体にも負担がかかるからです。
腰痛を抱えている人のほとんどは背骨が歪んでいるといわれているほど、腰痛と背骨には深い関係があります。
そして、背骨のうちどこか1か所が歪むと、背骨全体に影響が出てしまうのです。
つまり、合わない枕を使って首の骨に歪みが生じると、背骨全体も歪み、腰の痛みが感じやすくなってしまうということですね。
さて、ここまでは合わない枕を使っていると発生する症状について紹介してきました。
この記事を読んでいるあなたも、あてはまる症状があったのではないでしょうか。
症状について理解できたところで、続いてはなぜ枕が合わないのかを解説していきます。
枕が合わない原因3つ
- 高さ
- かたさ
- サイズ
枕が合わない原因は、大きく分けて上記3つになります。
細かく説明していきます。
枕が合わない原因①:高さ
枕が合わない原因で1番多いのが、高さです。
高さが高すぎても低すぎてもいけません。
高すぎる枕だと首の下部に隙間ができてしまうので肩や首の筋肉に力が入ってしまいます。
また、低すぎる枕だと首が浮いてしまい、グラグラと不安定なので首を支えられません。
枕は、寝転がった際、頭と肩の間にすき間ができないような高さが理想です。
枕が合わない原因②:かたさ
枕が合わないと感じる場合、枕の硬さがあっていないかもしれません。
枕がかたすぎると、頭がうまく枕に沈まないためフィットしません。
そうすると首や肩に隙間ができて筋肉に負担がかかり続けます。
一方で、柔らかすぎる枕だと頭が沈み込みすぎてしまいます。
枕を使わずに寝ているのと同様の状態なので、体に痛みが起きやすいです。
枕が合わない原因③:サイズ
サイズが合わないと、枕の使い心地が悪く感じやすいです。
人は、寝ている間に寝返りを打ちますよね。
小さすぎる枕を使っていると、寝返りを打った際に枕から頭がはみ出してしまうことがあります。
いくら良い枕を使っていたとしても、枕から頭が落ちてしまっては無意味ですよね。
また、ベッドからはみ出すほど大きい枕を使うのもオススメできません。
はみ出したまま使うのも、折りたたんで使うのも、枕の硬さや高さを変えてしまうからです。
硬さや高さが合わないと、先述の通り枕が合わなくなってしまいます。
さて、ここまでは枕が合わないと感じる原因について説明してきました。
ここからは、「枕が合わない!」「枕が合わなくなった!」と感じたときの対処法について紹介していきます。
枕が合わない・合わなくなったときの対処法3つ
- 高さ調整をする
- 中材の入れ替えをする
- 買い替える
枕が合わない・合わなくなったときの対処法は以上の通りになります。
詳しく説明していきます。
枕が合わないときの対処法①:高さ調整をする
枕が合わないと感じたときは、寝転がった際の枕の高さを、頭と肩の間にすき間ができないように調整しましょう。
元々高さが調整できるタイプの枕であれば、高さ調整シートの出し入れで調整ができます。
高さ調整ができないタイプの枕の場合は、枕の下にタオルを敷くことで高さを出すことができます。
寝転がってみて、枕が低いと感じた方はタオルを入れて高さを出してみてください。
枕が合わないときの対処法②:中材の入れ替えをする
中材の入れ替えをすることで、枕のフィット感を取り戻しましょう。
枕は1年から3年でへたってしまうものがほとんどです。
へたってしまうと、以前はぴったりフィットしていた枕も合わなくなっていくことがあります。
ですので、枕が合わないと感じてきた方は枕の中材を入れ替えることで新品同様のフィット感を取り戻しましょう。
ただ、同じ素材でもメーカーが異なると寝心地が全く変わってしまうということもよくあります。
枕を購入する際は、専用の交換中材を販売している枕を選ぶと良いかもしれません。
枕が合わないときの対処法③:買い替える
枕が合わない場合、思い切って買い替えるのも一つの手です。
へたってきたわけでもなく、高さ調整をしても違和感が抜けないという方は、枕を買い替えた方が早く解決するでしょう。
実際に、「どんな工夫をしても頭痛が治らなかったけど、枕を新しく買い替えた途端に治った!」なんて声も少なくありません。
理想の枕は人それぞれなので、世間で人気な枕は合わなかったけれどマイナーな枕は私にすごく合う、なんてこともよくあります。
今使っている枕が合わないのであれば、買い替えるのが一番手っ取り早いでしょう。
ネット上のおすすめの枕を探したり、実店舗に足を運んであなたに合う枕を見つけてみてください。
枕が合わないときの原因と対処法についてまとめ
- 合わない枕を使い続けると、頭痛・肩こり・首こり・腰痛等の症状が起こりやすくなる
- 枕が合わない原因は「高さ」「かたさ」「サイズ」「形状」「素材」の5つ
- 枕が合わない場合、高さ調整シートやタオルを利用して高さを調整すると良い
- 枕の中材を入れ替えることで枕のフィット感を得ることができる
- どうしても枕が合わない場合、買い替えるのも1つの手
枕が合わないときの原因と対処法についてまとめると、上記のようになりました。
睡眠は人生の三分の一を占めるほど大切なものです。
枕が合わないと、それだけで一日中すっきりしませんし、仕事などでも集中力が発揮しづらくなります。
枕が合わないことによる悪影響は大きいので、ぜひこの記事を参考に、自分に合った枕を見つけてみてください。
この記事が、枕が合わない原因や対処法について知りたい方の参考になれば幸いです。