- 寝つきや目覚めが良くない
- 首の痛みや肩こり、腰が痛い
- タオル枕を利用すると改善すると聞いたけどそんなに効果があるの
- タオル枕はどうやって作るの
上記のような悩みに答えます。
当然ですが健康的な生活をしていく上で、睡眠は非常に大事になります。
なぜなら質のよい睡眠は身体や脳を休ませるだけでなく、成長ホルモンを分泌させ、身体の細胞修復や疲労回復に直結しているからです。
つまり、寝つきや目覚めが良くないと感じているのは睡眠の質が悪いということになります。
睡眠の質を上げるのにもっとも手軽な方法が自分に合った『枕』を利用することです。
その中でも「タオル枕」は誰でも簡単に用意ができ、効果も抜群なので今日からすぐに使うことができます。
本記事ではタオル枕の作り方からメリットやデメリットまでを解説していきます。
本記事を参考にタオル枕を利用すれば、今夜から質のよい睡眠が取れますよ。
目次
枕(まくら)が合わないと身体に悪影響
- 首の痛み
- 肩こり
- 頭痛
- 腰痛
- いびき
枕で大事なのは自分の身体に合った高さにすることです。
なぜなら、枕が合わないと身体に多くの悪影響が出るからです。どのような悪影響が出るかは上記の通りです。
枕(まくら)が合わないと首の痛みや肩こりの原因になる
たとえば首の痛みや肩こりは使っている枕が自分に合っている高さよりも高い場合に、悪影響を及ぼしやすいとされています。
なぜなら、寝ているときに顎が引け、首が前に傾くような形になり首の筋や肩の筋に余計な力がかかってしまっているからです。
つまり、寝ている時に身体を痛めてしまう原因を作っているのです。
枕(まくら)が合わないと腰痛の原因になる
他にも腰痛の原因も枕が合っていないことが挙げられます。
なぜなら人間の背骨は首から腰まで繋がっているため、首の位置の骨が歪んでしまうと腰の背骨まで歪んでしまい、腰に悪影響が出るからです。
こちらも枕の高さが合っていないことが原因とされています。
上記のように枕が自分に合っていないと身体にさまざまな悪影響が出てきます。
逆に言えば、枕の高さを調整するだけで身体の悪影響がなくなる可能性もあるのです。
そしてその枕の高さを簡単に調整できるものがタオル枕なのです。
タオル枕(まくら)で身体を改善させる
枕が自分に合っていないことが原因で身体に悪影響が出てしまうのは先述した通りです。しかし、自分に合った枕を探すのは少し大変です。
そこで、誰でも手軽に作れて利用ができるタオル枕を使うことで身体を改善していきましょう。
タオル枕(まくら)とは
タオル枕とはその名の通り、タオルを利用して自分に合った高さの枕を作ることです。
首の下でタオル枕を使うことで、首から腰までの姿勢を正し、理想的な寝姿勢を出せます。
タオル枕が理想的な寝姿勢を出せる理由は、「枕の高さを調整することが簡単にできるから」です。
理想的な寝姿勢は頚椎が緩やかなカーブを出していて、首や肩の筋肉に余計な力が入っていない状態のことを指します。
タオル枕はあなたの家にあるものを利用して、簡単に作ることができ、また旅先などでもその場で作れるので非常に便利なものとして注目されています。
理想的なタオル枕(まくら)の高さとは
タオル枕を作っても、自分に合っていなければ作る意味はありません。
大事なのは自分に合った高さのタオル枕を作ることです。自分に合った理想的なタオル枕の高さを確認する手順は下記の通りです。
- ベットにあおむけで寝る
- タオル枕を作って首の下に入れる
- 寝ている時の目線が真上から少し下になっている高さにする。
ポイントはあおむけに寝た時の目線です。
どうしても真上を基準にしてしまいそうですが、少し下になっていることが理想的な高さになります。反対に真上を向いているのは枕の高さが合っていないということです。
肩から頭が10~15度の角度、顔が5度の角度だとリラックスして寝ていられる体勢とされています。
ぜひ、自分がリラックスできる体勢を探してみてください。
タオル枕(まくら)の作り方
- タオルを縦長になるようにふたつ折りする
- 短い辺の端からクルクル巻いていき、最後の一回巻く分を余らせる
- 巻いて丸めた部分に首を置き、後頭部は余らせた部分に乗るようにする
- 首とタオルの間の隙間が埋まっているか、フィット感が問題ないかを確認する
- 高さが足りなければ、他のタオルを重ねるなどして調整する
それでは実際に自分に合ったタオル枕を作ってみましょう。
タオル枕を作る手順は上記の通りです。なるべく大きめのタオルを用意すると良く、バスタオルが用意できればもっとも快適に作ることができます。
広げて巻いていくだけなので、1分もかからずに作れますし、後頭部がタオルから出てしまった際などは巻く回数を減らすなどして調整することも可能です。
また、巻いた後に自分にフィットするかを確認しておくのは必ず行うようにしましょう。
なぜなら、自分がリラックスして利用できていないと感じているとストレスになってしまうからです。
高さの調整などは簡単にできますので、首へのフィット感を大切にしておくことを覚えておくとよいですね。
タオル枕(まくら)のメリット
- 身体の歪みを改善する
- 睡眠の質が向上する
- 手軽に作ることができる
- コストがかからない
- すぐに洗濯できるので衛生的
ここからはタオル枕のメリットについて解説していきます。
タオル枕のメリットは上記の通りです。それぞれ、解説していきます。
タオル枕(まくら)のメリット①:身体の歪みを改善する
まずは身体の歪みが改善することです。
理由は繰り返しになりますが、タオル枕を利用することで首から腰までの姿勢を正し、理想的な寝姿勢になれるからです。
寝ている時に首や肩などに余計な力が入らないので、身体の歪みが改善されていきます。
肩コリや腰痛などが治っていくのは大きなメリットと言えるでしょう。
タオル枕(まくら)のメリット②:睡眠の質が向上する
睡眠の質が向上するのもタオル枕のメリットです。
なぜなら、首の位置が寝ている時に理想的な姿勢を保てるので、気道が確保され、呼吸がしやすくなるからです。
睡眠時に呼吸が良くなると身体や脳に酸素が効率よく行き渡るため、疲労が回復しやすくなります。
そのため、タオル枕で姿勢が正しくなり、呼吸がしやすく、睡眠の質が向上することになります。
タオル枕(まくら)のメリット③:手軽に作ることができる
手軽にタオル枕を作れるのも大きなメリットです。
なぜなら、タオル枕を作るのに必要なものはタオル1枚と1分ほどの時間だけだからです。
「タオル枕(まくら)の作り方」の項目で説明した通り、タオル枕を作るのは非常に簡単にできます。
一般的な枕だと一度買ってしまうと、高さや固さは買い替えない限り変更できません。
その点、高さの調節や硬さなども手軽に調整できるので、いつでも自分好みの枕を作れる手軽さも便利と言えるでしょう。
タオル枕(まくら)のメリット④:コストがかからない
タオル枕はすでに家にあるタオルを利用するので、コストがかからないのがメリットです。
自分に合った枕を買おうとすると、万単位になるのも珍しくありません。質が高くあなたに合った枕はオーダーメイドになってくるのでコストが大きくかかってしまうからです。
タオル枕は家にあるものなのでタダで作れるので、誰でも手に入れることができます。
タオル枕(まくら)のメリット⑤:すぐに洗濯できるので衛生的
タオル枕を利用するとシワになる、寝ている時の汗を吸い込むなどして汚れや臭いが付くことがあります。しかし、もともとはタオルなのですぐに洗濯に出すことも可能です。
そのため、常に清潔で衛生的なタオルを使えるのが大きなメリットです。
台所にかけてあるタオルや洗面所にかけてあるタオルは一度使えば洗濯することが多いと思います。その時にタオル枕で使ったタオルも一緒に洗えば効率的です。
タオル枕(まくら)のデメリット
- 形が崩れやすい
- 固さを出しにくい
続いてタオル枕のデメリットも解説します。
タオル枕のデメリットは上記の通りです。こちらもそれぞれ解説していきます。
タオル枕(まくら)のデメリット①:形が崩れやすい
タオル枕は即席で作るものなので、形が崩れやすいのがデメリットです。
なぜなら、枕として形が固定されているわけではないので、寝返りなどを打つとズレてしまうことが多々あるからです。
せっかく姿勢を正すために作っているのに崩れてしまうのでは、効果はありません。そのため、ゴムで固定するなど工夫をすることが大切になります。
もちろん、寝返りを打たなければ形は崩れないので、寝相がよい人は気にしなくてもよいでしょう。
一度、タオル枕を試してみて朝起きた時に崩れていたら対応するようにするといった感じで大丈夫です。
タオル枕(まくら)のデメリット②:固さを出しにくい
タオル枕はやはりタオルなので固さを出しにくいのがデメリットです。
とくに普段固めの枕を利用している人はタオルの柔らかさにストレスを覚える恐れもあります。
そのため、枕に固さが欲しい人は枕の間に固いものを入れるなどして工夫をする必要があります。
タオル枕についてのまとめ
- 枕(まくら)が合わないと身体に悪影響
- 枕(まくら)が合わないと首の痛みや肩こりの原因になる
- 枕(まくら)が合わないと腰痛の原因になる
- タオル枕(まくら)で身体を改善する
- タオル枕(まくら)とは
- 理想的なタオル枕(まくら)の高さとは
- タオル枕(まくら)の作り方
- タオル枕(まくら)のメリット
- 身体の歪みを改善する、睡眠の質が向上する、手軽に作ることができる、コストがかからない、すぐに洗濯できるので衛生的
- タオル枕(まくら)のデメリット
- 形が崩れやすい、固さを出しにくい
本記事をまとめると上記のようになります。
タオル枕は誰でも簡易的に作れるので、首の痛みや肩こりに悩んでいる人はぜひ試してみてください。
あなたの睡眠の質を改善させ、身体元気になっていきますよ。
またDO-GENでは、枕のおすすめ商品などをご紹介しています。ぜひそちらも合わせてご覧ください。