休養

これポット?いやいや加湿器!「象印 EE-RR35」が凄い!

冬の寒さ・乾燥もピークを迎え、風邪やウイルスの蔓延も気になるこの頃。せめて部屋の湿度は保とうと加湿器を使っている方は多いはずですが、お手入れが面倒だったり機能が多すぎて使い辛かったりしませんか?

今回は見た目も機能もシンプルなのに使い勝手は◎!
な、象印の加湿器「EE-RR35」をご紹介します!

象印に加湿器がある意外な事実

(1)象印の加湿器の歴史

画像引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000006490.html

象印がスチーム式加湿器の初代モデルを発売したのが1996年。当時は、石油ストーブなどの上に水を入れたやかんを置き、やかんの中の水が沸騰することで生じるスチームによって部屋を加湿するという風景はなじみのあるものでした。「この仕組みを電気製品でやろう」と考え、開発されたのがスチーム式加湿器です。
文章引用:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000027.000006490.html

私もそうだったのですが「加湿器のメーカー」と考えた時に象印が候補には上がりらず、どちらかと言えば魔法瓶やポット、炊飯器といった”より生活家電”のイメージでした。しかし、象印は上記のような想いで加湿器を開発・製造し25年も経つ素晴らしい実績があるのです。

(2)象印だけがもつノウハウ

何度見てもポットにしか見えない姿形。

前述の通り、ポットや魔法瓶といった商品を開発してきたノウハウを活かした加湿器を作っている象印。湯沸かし・保温といった機能は他社では簡単に真似できない技術が詰まっており本商品に近い形・機能の加湿器を他社は開発できないようです。

 

EE-RR35-WAの使用レビュー

(1)象印の加湿器は2種類のシリーズがある

型番の違いは給水量のみ

写真の通り、大型の「D」シリーズとコンパクトな「R」シリーズに分かれています。長時間利用を想定した「D」シリーズは4リットルもの水を入れておけるなど水入れ替えの手間は防げますが、反面かなり大きいため使用場面を選びます。

我が家でも使っている「R」シリーズはコンパクトですが、加湿機能自体は変わらず、6畳の和室(寝室)で「弱モード※後述」で使えば一晩加湿し続けてくれます。

(2)機能とビジュアルについて

使うのはほぼ「入」と「切」ばかり。

機能はとにかくシンプルで、「入」を押す度に運転モードが変わるのでお好みの加湿設定を選ぶだけ。チャイルドロックがあるのがいかにも象印らしい。タイマー設定や湯沸かし温セーブ機能など、就寝時の事も考えられていてニクい。

機能選択ボタン以外はコンセントがあるだけ。水の入れ替えも蓋を開けると排水口が開いているため、意外と捨てやすくて便利でした。

コンセントもポット同様、磁力で簡単に着脱できる
お湯を捨てる口が空いているのもポイント

 

そして加湿器としてとても便利なのがお手入れの手軽さ。蓋を開けるとフィルターなどはなく、広く空いた口の周りと中を掃除するだけ。拭き掃除もしやすいうえ、細かなパーツや溝が少ないのでカビのリスクも少ないでしょう。

外観だけでなく中身までシンプル

(3)惜しい点

運転モードの「ひかえめ」がいかにも加湿量をゆるやかにしてくれそうだったので初日に使いましたが、「連続モード弱」よりは多く水を使っているようで一晩もちませんでした。

6畳程度の和室なら「運転モード弱」でも加湿量は問題ないため良いのですが、モードの違いがいまいちわかり辛いと感じました。

後は機能性が十分な反面、見た目があまりカッコよくないこと。洋室に置くとなぜ床にポットがあるんだろう?と思われるため、お洒落なリビングや美容室などの店舗には不向きだと思います。あくまで加湿量優先の自宅で使う物と考えましょう。

まとめ

写真付きでご紹介した通り、機能面にフルベットして開発された本商品は見た目を気にする方には向きませんが「加湿器」としてなら最高に使い勝手の良い商品でした。

子どもも居るので加湿器は必須アイテムでしたが、これから先、商品がリニューアルしたらまた買い替えて使い続けたいと思える逸品です。おすすめです!

ABOUT ME
utanpapa
パフォーマー・俳優としても活動しつつ、イベント企画・運営事務所代表を務めています。新しい事が好きなのでコロナ禍をきっかけに デザイナー、カメラマン、映像編集者、ライターとしても一気に活動を開始し珍しい体験の数々を文章に綴っています。