近年、睡眠の質に重要視されるようなってきている中で、良質な睡眠を取るために大事なのが枕選びだと言われています。
そこで最近注目を集めているのが、現在1ヶ月以上待ちとなっている、寝返りのしやすさに特化した枕「ジムナストソフトフィール」です。
今回は「ジムナスト」シリーズの生みの親でもあり、40年以上枕を作り続けてきたドリームプラネット株式会社の北村社長にインタビュー。良い枕を追求し続けて誕生した「ジムナストソフトフィール」の開発秘話を伺います。
北村伸二さん
ドリームプラネット株式会社 代表取締役社長
愛知県名古屋市にある寝具メーカー「ドリームプラネット」の社長。良質な睡眠を取るための枕の開発を40年以上続けている。累計35万個以上販売している機能性まくら「ジムナスト」シリーズの開発者。
目次
枕の製造会社を受け継いで40年。ジムナスト枕を製造し、良質な睡眠にこだわり続ける
機能性の枕「ジムナストシリーズ」が生まれたきっかけ
最初は四角形のまま作っていたのですが、首元や頭頂部側の角などこの部分は必要ないのではないか?と考えて削ってみるようにしました。
その後も作っては寝て作っては寝てを繰り返していくうちにこのそら豆型に辿り着きました。
ジムナスト枕は素材を綿からパイプに変えることで高さの調整が可能に
ジムナストプラスやジムナストソフトフィールは岡山県立大学の後藤准教授と共同開発
枕を作っていますとお話したらうちの選手に試してもらいたいというお話になったんです
それで学校に持っていったら好評で、スポーツ選手にも使ってもらえる枕にしようという話になりました。
ジムナストプラスから改良を重ね完成した枕「ジムナスソフトフィール」。それぞれの違いとは?
今回そのシリーズの最高傑作となる「ジムナストソフトフィール」についてさらにお聞きしたいと思うのですが「ジムナストプラス」とはどんな違いがありますか?
人は一晩で約30回ほど寝返りを打つと言われているのですが、その寝返りがスムーズにできるかどうかによって睡眠の質が大きく変わってくるので、横向きでも寝やすく楽に体制を変えられることを念頭に設計しました。
ジムナストプラスから改良したジムナストソフトフィールの違いは、サイズを調整してサイド部分に高さを出しました
お客様の要望を受けて、ジムナストプラスよりさらに自分用に調整しやすいよう改良
この2素材でソフトな寝心地を実現しつつ、お客様1人1人に合ったサイズにできるようになっています。
はい、もちろんですよ。ご案内します。
ジムナストソフトフィールの枕は一つ一つ職人の手で作られていました
今回、特別に「ジムナストソフトフィール」の製造工程を見学させていただくことに。工場にお邪魔すると、スタッフの方が枕カバーを作られていました。ジムナストソフトフィールは1つ1つを職人の手で丁寧に作っているとのこと。
まずは枕生地の作成。採寸した後はさみを使い布を枕の形になるように切っていきます。
次はパイプを入れるための部屋分けです。専用の型を使って丁寧に線を引いていきます。
その後は引いた線に合わせて縫い込んで枕の形を作っていきます。
枕の型を作った後は別のミシンを使い、外枠やファスナーなどを縫い込んでいきます。ここまでで見慣れた枕の形になってきました。
最後に枕の肝となるパイプを詰めていきます。標準量に合わせて1部屋ずつ量りを使って丁寧に入れていきます。
出来上がりにムラがないよう、1g単位までしっかりと確認し、枕に詰めていきます。
パイプを詰め終わったら枕カバーを合わせて、ファスナーをしっかりと閉じます。
ジムナストソフトフィールの完成です!
ジムナストソフトフィールの製造工程動画はこちら
ジムナストソフトフィールとジムナストプラスの違いについてまとめ|ただ作るではなく”伝える”物作りをしていきたい
より多くの方にジムナストを知ってもらい、使ってもらって、ご意見をいただくことでさらに快適な商品に改良していきたいです。
枕作りのパイオニアとして、睡眠の質を追求し続ける北村社長。その想いが届いてか、ジムナストソフトフィールは大好評で通販サイトでは現在1ヶ月の入荷待ちになるほどの反響です。
お客様の声に耳を傾け、改良を重ねたジムナストソフトフィールをぜひお試しください!
また、DO-GENではおすすめの枕についてもご紹介していますので、ぜひあわせてご覧ください!