デスクワーカーにとって、肩こりや首こりは悩みの種。痛みや固まった感じを解消しようと自分の手で揉みほぐしても、なかなか効果を得られませんよね。
定期的に揉みほぐしのサロンに通おうと思っても、金銭的な理由やスケジュールの都合で継続できないと悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
そんな肩こりや首こり、腰痛などの悩みを抱えている方におすすめなのが、Hyperice社の「HYPERVOLT Go」。
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」は、奥深くまで届く強い振動で凝り固まった筋膜をリリースしてくれるマッサージガンです。今回は毎日10時間以上パソコンと睨めっこしており肩こりや首こりなどの不調を感じている筆者が、Hyperice社の「HYPERVOLT Go」を1週間にわたり使用してわかったメリット・デメリットについて徹底解説します。
目次
- 1 筋膜の役割とHYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)の筋膜リリースによる休養効果
- 2 「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」とは?
- 3 「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の口コミ・評判は?
- 4 「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の口コミ評判まとめ
- 5 「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の使い方は?
- 6 「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」を使ってみた効果は?
- 7 HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)と他の人気マッサージガンを徹底比較
- 8 「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の使ってみて気づいた点は?
- 9 「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」はおすすめ?
- 10 「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」のレビューまとめ
筋膜の役割とHYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)の筋膜リリースによる休養効果
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」で期待できる効果は、筋膜リリースによる疲労回復です。
そんな訳で、まずは商品レビューの前に、筋膜の役割や筋膜リリースで期待できる休養効果について解説します。筋膜についての理解を深めることで、なぜHyperice社の「HYPERVOLT Go」が魅力的なのか、より深く理解できるでしょう。
HYPERVOLT Goの筋膜リリースによる休養効果1.筋膜とは筋肉を包んでいる膜のこと
筋膜とは、筋肉を包み込んでいる膜のことです。伸縮性があり、骨や内臓を支えるため筋肉と共に全身に張り巡らされていることが特徴です。
筋膜を構成しているのは、コラーゲン線維とエラスチン線維。ガーゼのような網目状の構造をしている筋膜は、一部分の歪みが全身に不調をもたらすと言われるほど、体にとって重要な役割を持っています。
HYPERVOLT Goの筋膜リリースによる休養効果2.長時間同じ姿勢を続けると筋膜同士が癒着してしまう
筋膜とは、言わば全身を繋ぐボディスーツのような物。それ故、全身に張り巡らされた筋膜の調子が悪くなれば、全身に痛みやコリ・張りなどの症状が現れます。
長時間同じ姿勢を続けていると、体が固まった感じがしませんか。
筋膜は、体の一部分にのみ負荷をかけ続けたり、筋肉を動かさなかったりするだけで、癒着し、伸縮性が失われてしまいます。癒着した筋膜をははがし、元の状態に戻してあげるために効果的なのが「筋膜リリース」なのです。
HYPERVOLT Goの筋膜リリースによる休養効果3.HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)の筋膜リリースでコリとさらば!
筋膜リリースをすることで、癒着し歪んでしまった筋膜をほぐし、正常な状態に戻せます。
筋膜リリースでは、下記の4つの効果を期待できます。
- 筋膜が緩むことで、血流が良くなったり、関節の可動域が広がったりする
- 冷えや慢性疲労が解消されることで、体が軽くなる
- 緊張状態だった体が緩むことで、気分が穏やかで前向きになる
- 骨や内臓の位置が正常になることで、美容効果を期待できる
魔法のような筋膜リリースは、マッサージの施術などで体験できます。しかし、デスクワーカーや筋トレが好きな人、または忙しい人にとって、毎週のようにマッサージ店に行くのは難しいですよね。
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」があれば、自宅で簡単に筋膜リリースを体験できますよ。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」とは?
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」は、自宅で筋膜リリースのセルフケアを叶えるアイテムです。
総重量は約618gと軽量で、華奢な人でも片手で使えるサイズです。片手サイズでありながらも、強力な振動で太ももやふくらはぎ、肩、腰などをしっかりほぐしてくれます。
振動は3段階から選べ、最大3,180回/分の出力が可能。2つのアタッチメントを付け替えることで、目的に合わせて無駄なく使用できるところが優れています。
トレーニングやスポーツの後はもちろん、デスクワークや立ち仕事の後にも使用できるトータルサポートアイテムだと言えるでしょう。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の口コミ・評判は?
Hyperice社の「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の口コミ評判をTwitterで徹底調査しました。感想から商品を実際に使用する際のイメージができるので、ぜひ参考にしてくださいね。
これポチってみた!
Hypervolt GO 2と悩んだけど二つのアプローチポイントで筋肉を囲い込めるのが良さそうに感じた
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「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の口コミ評判まとめ
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」はアメリカ発の製品ですが、有名人が使用していることもあり、日本国内でも愛用者が多いようです。
メリットとしては「簡単にセルフケアができるのが良い」「奥深くまで振動が届くので良い」などの声が挙げられます。デメリットとしては「高い」「USB充電できないのが嫌」などの声がありました。
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」の愛用者には、アスリート以外にも現役エンジニアや、趣味でイラストを描いている人などが多く見受けられました。長時間座るために体が固まりやすい人がセルフケアを目的として購入することが多いのですね。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の使い方は?
- バッテリーを充電
- アタッチメント(FlatまたはBullet)を装着
- 本体の電源を入れる
- 電源ボタンをもう一度押してマッサージ開始
「HYPERVOLT Go」の操作は簡単で、説明書を熟読しなくてもすぐに使い始められます。電源を入れた後は、肩や首、腰などの気になる部位へ自由に宛がって使いましょう。
使い方のポイントは2つあります。
1つ目のポイントは、一度電源ボタンを長押しした後、すぐに振動が始まるわけではないことです。もう一度電源ボタンを軽く押すと、振動が始まる設計になっています。当てる準備や心構えをしていない時の誤動作を防止してくれるところも魅力的ですね。
2つ目のポイントは、本体LEDライトの色で電池残量がわかることです。
「HYPERVOLT Go」は、充電が多い時から順にグリーン、イエロー、レッドと本体LEDライトの色が変わります。スマートフォンのように電池残量を示すディスプレイはありませんが、充電のタイミングは直感的にわかるように設計されているのですね。黄色のライトが点灯したら、再充電しましょう。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」を使ってみた効果は?
- 「絶対にコリや張りを解消させる」という意志を感じる強力な振動
- むくみやすい足にも使えるのでデスクワーカーにぴったり
- くすぐったくない
次に、Hyperice社の「HYPERVOLT Go」を実際に一週間使用してみたわかった効果をご紹介します。
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」のメリットは、次の3点です。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」を使ってみた効果1.「絶対にコリや張りを解消させる」という意志を感じる強力な振動
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」からは、絶対に使用者のコリや張りを解消させるという強い意志を感じました。それくらい強力な振動で、筋膜が固まった部位をほぐしてくれるのです。
コードレスかつ片手で持てる重量なので、振動を当てながら首筋から肩にかけて移動させることももちろん可能。ボディスーツのように全身に存在する筋膜を、Hyperice社の「HYPERVOLT Go」一つですべてケアできるため、使用後は腰痛や肩こりを感じづらくなりました。
毎日終業後に継続して使用することで、筋膜が固まったまま放置しない習慣を作ることができます。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」を使ってみた効果2.むくみやすい足にも使えるのでデスクワーカーにぴったり
個人的によいと思ったのはむくみやすい足にも使用できることです。
私はデスクワーカーでかつ、読書やお絵描きが趣味のインドア派なので、あまり体を動かしません。ずっと座っていることもあり、毎日脚がむくんでしまうことが悩みでした。
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」は、肩や腰だけでなく、太ももやお尻、ふくらはぎにも使用できます。安い低周波治療器の痛い電流とは違い、腕のいい指圧のマッサージコース100分を10分に凝縮したような気持ちよさで、やみつきになりそうです。
一台で肩こりと脚のむくみ解消の両方を叶えられるのは、コスパにも優れていますね。公式サイト上の紹介ではスポーツのケア用品の印象がありますが、私は体を動かさないインドア派にこそおすすめしたいと思っています。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」を使ってみた効果3.くすぐったくない
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」は、高いマッサージ力があるにもかかわらず、くすぐったくないところも高評価でした。
私は体のコリや張りを感じながらも、リンパマッサージや指圧マッサージの施術を受けにいくことはあまりありません。なぜなら、施術がくすぐったくて笑いが止まらなくなってしまうからです。すぐに笑ってしまうので恥ずかしく、あまり行く気になれないんですよね。
しかしHyperice社の「HYPERVOLT Go」であれば、マッサージのように体をほぐす効果がありながらも、くすぐったさを感じません。ずっと施術を拒んでいた腰やお尻、太腿もセルフケアできるため、数年ぶりに足腰がほぐれた感じがします。
HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)と他の人気マッサージガンを徹底比較
パワーと重さのバランス | アタッチメント | 最大振動回数/分 | |
uFit RELEASER mini | 4種類 | 3,000回 | |
ボディピクセル | 付属4種類+別売り6種類 | 3,300回 | |
FASCIALAX MINI | 4種類 | 3,200回 | |
マイトレックスリバイブミニ | 5種類 | 3,000回 | |
HYPERVOLT Go | 付属2種類+別売り5種類 | 3,180回 | |
リカバリーガン | 4種類 | 3,500回 | |
チャンピオンガン | 6種類 | 3,200回 | |
マッスルパーカッションガン | 6種類 | 3,000回 | |
THERAGUN mini | 1種類 | 2,400回 | |
M3 Pro | 6種類 | 3,200回 | |
パワープレートパルス | 6種類 | 3,300回 | |
UDN SPORTS | 6種類 | 3,200回 | |
NAIPO | 5種類 | 3,300回 | |
OTIUM | 6種類 | 2,800回 |
アタッチメントは全部で5種類と平均的です。しかし、さまざまな部位に当てることができるため、満足度は非常に高いでしょう。
また最大使用時間は比較的短いですが、HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)ならではの強力振動が短時間での癒しをもたらしてくれます。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の使ってみて気づいた点は?
- 定期的な充電(バッテリー長持ちさせるための充電)が難しい
- 結構体に振動がくる
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」の気づいた点は、上記2点です。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の使ってみて気づいた点1.定期的な充電(バッテリー長持ちさせるための充電)が難しい
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」は、バッテリーの悪化を防ぎ、本体寿命を長持ちさせるための充電方法が難しいところが使用して気づいた点です。
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」を充電する際は、規定の充電器を使うことと、充電残量が黄色の時に充電することと、一晩中充電したまま放置しないことの3つに気を付ける必要があります。
おすすめなのは、入浴中や食事中に充電することです。そうすれば過充電することはなく、風呂上りや食事後に使用できるでしょう。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」の使ってみて気づいた点2.結構体に振動がくる
また、結構体に振動がくることに気を付けなければなりません。
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」を持っている手や、体に振動が響きます。肩に本体を当てている時は、歯にも振動が伝わるため、歯を噛みしめないように気を付けましょう。
強い振動で手がジーンとしたり、耳の奥がくすぐったくなったりしますが、裏を返せばそれだけ強いパワーがあるということ。セルフ揉みほぐしでは解消できない頑固な肩こりや腰痛、むくみを感じている人にとっては、むしろ感動するアイテムだと言えるでしょう。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」はおすすめ?
マッサージガンの類似商品や、同じHyperice社から発売されている「HYPERVOLT」の上位機種と比較しても、マッサージガンのおすすめは「HYPERVOLT Go」だと言えるでしょう。
「HYPERVOLT Go」と「HYPERVOLT」の違いは?
HYPERVOLT Go | HYPERVOLT | |
画像 | ||
料金 | 32,780円 | 61,050円 |
重量 | 約618g | 約1.1kg |
充電持続時間 | 約2.5時間 | 約2時間 |
パワー | 40W | 60W |
アタッチメント数 | 2個 | 5個 |
「HYPERVOLT Go」と「HYPERVOLT」との違いについてまとめると上記になります。
充電持続時間については、大きな違いはありませんね。しかし、重量やアタッチメント数は、大きな違いが見られます。
パワーに関しては、「HYPERVOLT Go」が40Wなのに対し、「HYPERVOLT」は60Wの出力が可能です。一見「HYPERVOLT Go」のパワーが劣るのでは?と思うかもしれませんが、筆者が使用した際は「HYPERVOLT Go」の一番パワーの弱いモードで十分力強いと感じました。
もしパワーが弱いと感じても、「HYPERVOLT Go」には3つの振動の強さを自由に変えられる機能がついているため、性能が劣っていると感じることはあまりないでしょう。
「HYPERVOLT Go」がおすすめなのはどんな人?
- 「HYPERVOLT」が欲しいけど価格が高くて買えないと悩んでいる人
- ジムや職場などに持ち運びしたい人
- できるかぎり軽い商品が良い人
- 筋力の少ない、またはトレーニングのサポートとしての用途を想定していない人
- 体の強張りや肩こり。張りが深刻で疲れている人
「HYPERVOLT Go」がおすすめなのは、上記の5つに当てはまる人です。
体に疲労がたまると集中力やモチベーションが低下しますよね。とは言え、腰痛や肩こりを重度に抱えている人にとって、毎月コンスタントに通院するのはコスト面でも時間的にも厳しいものです。
「HYPERVOLT Go」の定価は32,780円と高価ですが、1年毎日使用するとすれば、1日当たりのコストはたった90円です。そう考えると、1日90円で効率よく筋膜リリースのセルフケアをできる「HYPERVOLT Go」は、魅力的な商品だと言えるでしょう。
「HYPERVOLT Go」はレンタルでお試しも可能!
「HYPERVOLT Go」が気になるけれど、いきなり購入するのは迷う、という方には、「HYPERVOLT Go」のレンタルサービスがおすすめです。
「HYPERVOLT Go」の公式ページに行くと、「HYPERVOLT Go」の購入ボタンの下に、レンタルボタンが表示されています。そこをクリックすると7泊8日のレンタル利用を選択できるので、チェックしてみてくださいね。
7泊8日レンタルした際の価格は4,980円で、気に入れば手元にある「HYPERVOLT Go」をそのまま買い取ることもできますよ。
「HYPERVOLT Go(ハイパーボルト ゴー)」のレビューまとめ
Hyperice社の「HYPERVOLT Go」は、スポーツを嗜む人だけでなく、デスクワークや立ち仕事などで同じ姿勢を長時間続けてしまう人にもおすすめのアイテムです。奥深くに伝わるような強い振動で、筋膜の癒着をはがし、快適に動かせる自由な体づくりをサポートします。
まるで腕のいい指圧マッサージの100分コースを10分に凝縮したようなマッサージ効果で、体の疲れを取り、仕事への集中力やモチベーション向上などの心理的な面でも良い効果をもたらしてくれるでしょう。
「肩こりや足のむくみがひどい」
「リンパマッサージの施術を受けに行きたいけど時間がない」
「自分で効率よく筋膜リリースをしたい」
上記のように考えている方は、ぜひHyperice社の「HYPERVOLT Go」をお試しください。