漢字読み講座

「旋毛」「柩」「押し競」これら3つの漢字の読み方がわかりますか?

今回は「旋毛」「柩」「押し競」です。

見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。

あなたは全部読めますか?

1問目はこの漢字から!「旋毛」

「旋毛」の読み方をご存じでしょうか?

「せんもう」とも読めますが、今回はもう一つの読み方を正解とします。

もっと一般的な言葉で読むことができますよ。

さて、あなたにはわかりますか?

「旋毛」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字です
  2. 頭のてっぺんで渦巻いているのは何?
  3. 〇〇〇風が吹く

以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。

「旋毛」の読み方!正解は!?

正解は「つむじ」です!

頭のてっぺんで髪が渦巻いている部分を「つむじ」と呼びますね。

つむじには右巻きと左巻きがあり、ほとんどの人のつむじは1つですが、中にはつむじの無い人や、つむじが2つ以上ある人も見られます。

機嫌を悪くして意地悪を言ったり、いじけたりすることを「つむじを曲げる」などと表現することも。

また、風が地表から渦巻のように立ち上がることを、頭のつむじに例えて「つむじ風」と呼びます。

「つむじ」の類義語には「渦巻(うずまき)」「螺旋(らせん)」「発条(ぜんまい)」などがあり、共通しているのは、ぐるぐると渦を巻いていることです。

「つむじ」とは – つむじの意味と由来について解説

「つむじ」とは、頭頂部にある円形の生え際のことを指します。

この部分に髪の毛が渦を巻いて生えていることが多く、その形状が渦巻き状になっていることから「つむじ」と呼ばれるようになりました。

日本語以外でも、英語では「cowlick」、ドイツ語では「Wirbel」などと呼ばれています。

「つむじ」と文化 – 「つむじ」が文化的な意味を持つことについて考察

「つむじ」は、人間の身体的特徴としてはあまり目立つものではありませんが、一方で文化的な意味を持つことがあります。

日本の江戸時代には、男性の髪型として「つむじ刈り」というものが流行し、それが一時期のトレンドとなりました。

また、某テレビドラマの主人公が持つ「つむじ切り」という特徴的な髪型が話題になったこともあります。

「つむじ」と日本語 – 「つむじ」が日本語においてどのように使われているか

「つむじ」という言葉は、日常的によく使われる言葉ではありませんが、子供の頃に髪の毛を切る際に「つむじ」をどうするかが話題になることがあります。

また、漫画やアニメ、ドラマなどでも「つむじ」が登場することがあり、その形状や方向などが物語の重要な要素になることもあります。

2問目はこの漢字!「柩」

「柩」の読み方をご存じでしょうか?

「霊柩車(れいきゅうしゃ)」という言葉があるので「きゅう」と読んでしまいそうですが、それは音読みです。

今回は訓読みで答えてくださいね。

さて、あなたには読むことができますか?

「柩」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇〇〇」の3文字
  2. お葬式に関係した言葉です
  3. 「棺桶(かんおけ)」を別の言い方で言うと?

以上の3つのヒントから、考えてみてくださいね。

「柩」の読み方!正解は!?

正解は「ひつぎ」です。

ひつぎとは、亡くなった方を埋葬する際に、遺体を入れるものをいいます。

一般には「棺桶(かんおけ)」と呼ぶ方が多いかも知れませんね。

「ひつぎ」と「かんおけ」はほとんど同じ意味として使われていますが、厳密には少し違うようです。

  • 棺桶:遺体を入れるための箱
  • 柩:遺体を納めた状態の棺桶

霊柩車は、棺桶に遺体が納められた状態で運ぶため「霊柩車」と呼ばれるのですね。

「棺桶(かんおけ)」と「柩(ひつぎ)」は特に区別して使わなくても大丈夫ですが、ちょっとした豆知識として覚えておくといいかも知れません。

最後はこの漢字!「押し競」

今回の問題は「押し競」の読み方です。

「押し」の部分は皆さんわかると思いますが、難しいのは「競」の読み方ですね。

ほとんどの方が一度は聞いたことのある言葉なのですが…

さて、あなたには読むことができるでしょうか?

「押し競」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「〇し〇〇」の4文字
  2. 押し競饅頭
  3. 昔からある日本の遊び

以上の3つのヒントから考えてみてくださいね。

「押し競」の読み方!正解は!?

正解は「おしくら」です。

「競」という字には「競技(きょうぎ)」「競(きそ)う」といった読み方がありますが、「競(くら)べる」と読むこともできます。

ヒントでも紹介した「押し競饅頭(おしくらまんじゅう)」は、背中合わせに輪になって互いに腕を組みあい、お尻で押し合う遊びです。

子供の頃にやったことのある方が多いのでは?

「押し競(おしくら)」は「押競」と表記されることもありますよ。

また、押し競饅頭のことを「押し競べ(おしくらべ)」とも呼びます。

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ライターの眠兎(みんと)と申します。 ひょんな思い付きから漢字検定2級を取得し、それ以来漢字の魅力に取りつかれてしまいました。 まだまだ知らない漢字がたくさんある私ですが、記事を書きながら楽しく勉強していきたいと思っています!