漢字読み講座

「晩い」を「ばんい」と読むのは間違い!何て読むか分かりますか?

「晩ご飯」「昨晩」「晩秋」・・・

「晩」は日常的によく使う漢字ですし、書くのも易しい文字ですよね。

でも読み方は「ばん」以外知らない人が大半ではないでしょうか?

それでは、さっそく見ていきましょう!

「晩い」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです。

  • 「晩い」の意味は「(ある期間より)かなり時間が経っている、時期が遅れている
  • 「晩い」の反対の意味をもつ漢字は「早い」

これでもう、分かりましたよね!?

「晩い」の読み方の答えは・・・

正解は、「おそい」でした!

「おそい」って「遅い」と書くでしょ?と思った方も多いはず。

そうなんです、「晩い」「遅い」のどちらも「おそい」と読むんです。

さらに「鈍い」と書いても「おそい」と読みます

「遅い」「晩い」「鈍い」、どう使い分ける?

「おそい」には、「時期がおそい(反対語は「早い」)と「速度がおそい(反対語は「速い」)の2種類の意味があります。

どちらのおそい「おそい」も一般的には「遅い」の漢字を使います。

ただし、時期が遅い場合には「晩い」とも書き、速度が遅い場合には「鈍い」とも書くのです。

例を挙げると、「今年は桜の開花が晩い」「電車の進みが鈍い」となります。

漢字の世界は奥深いですね!