漢字読み講座

【今日の難読漢字】「睫」「躓く」「蝮」「霙」「譴責」あなたは読めますか?

今日の難読漢字は

「睫」

「躓く」

「蝮」

「霙」

「譴責」

の5つです。

さて、なんと読むか分かりますか?

1つ目の漢字は「睫」

一文字で表す「睫」というこの漢字、「目へん」がつく以上、目に関係した言葉であることは確かなようです。

 

目に関係した言葉といえば、「まぶた」や「涙袋」、「まつげ」、「瞳孔」などがありますが、この中に正解はあるのでしょうか?

 

それとも目にまったく関係ない当て字の可能性もありますが、「睫」を何と読むか分かりますか?

 

ヒントを見ながら一緒に考えていきましょう!

 

「睫」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント② ある毛を表しています。

ヒント③ 最近ではここをカールするのは当たり前です。

 

「睫」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「まつげ」です!

 

「睫」といえば、最低限メイクをする場所の一つにも挙げられるほど、世の女性にとっては重要なパーツ。

 

カールさせたり、本数を増やしたり長く見せる「付け睫」など、目元をくっきりはっきりさせるために重要な部分です。

 

「睫」といえば、女性にとってはメイクが真っ先に思い浮かびますが、「睫」が凄いものといえば「ラクダ」でしょう。

 

あの砂まみれの居住環境でも目がよく見えるように、「睫」がゴミや埃を払う役目をしているんだとか。

 

ということは、最近の女性は「よく見えている」ということ。

・・・男性陣はいろいろ気を付けましょうね!

2つ目の漢字は「躓く」

「足へん」に「質」と書く「躓く」。

 

送り仮名が「く」なので「ひざまずく」と読めそうですが、残念ながらそれは「跪く」と書きます。

 

では、「足の質」と書いて何と読むのでしょうか。

 

足の質が良いのか悪いのか、そこが問題になりそうです!

 

「躓く」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント② これは「障害」を表すこともあります。

ヒント③ 足取りが悪いと起こります。

 

「躓く」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「つまづく」です!

 

「躓く」とは、「足取りが悪くて転ぶこと」ですね。

 

何かが足の先が突っかかって、転びそうになることを表す言葉ですが、ここから転じて「途中での困難や障害によりうまく行かない」という意味もあります。

 

でも、人生に「躓き」は付き物ですし、むしろ必要なものです。

 

誰もが失敗してしまうものですが、その失敗である「躓き」からいかに立ち直れるかが重要です。

 

転ぶことも立ち上がることも、まさに「足の質」が問われるもの。

 

常に前向きに、今日も頑張っていきましょう!

3つ目の漢字は「蝮」

一見すると「虫の腹」に見えてしまう「蝮」という漢字ですが、虫に関係した何かでしょうか?

 

読めそうで読めないこの漢字、なんと漢字検定1級の超難問なんです!

 

虫の腹なのか、そもそも虫じゃないのか、ヒントがなければ読めません・・・。

 

ここは素直ヒントを参考にして、何の腹なのか一緒に考えていきましょう!

 

「蝮」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント② 腹とは関係なく、これはヘビです。

ヒント③ 焼酎に浸けて滋養強壮を高めるときにも使われます・・・。

 

「蝮」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「マムシ」です!

 

「蝮」は、「はみ」や「くちばみ」とも言われる、体長70cmくらいの小型のヘビのことです。

 

体長は小さいといっても「蝮」がもつ毒は強力で、血清注射を打たなければ最悪死に至る恐ろしいヘビでもあります。

 

現在ではその療法が確立されてはいますが、水辺が近い草むらに住んでいることもあり、南部を中心に日本各地でみられたヘビです。

 

沖縄や鹿児島などの地域では、焼酎に「蝮」をつけた「蝮酒」や「黒蝮」にして薬用として親しんできました。

 

でも、お酒とヘビって・・・。

私もお酒はかなり好きな方ですが、ヘビで漬けたお酒はちょっと遠慮しておきます・・・。

4つ目の漢字は「霙」

「雨かんむり」がつく漢字は意外に多くてびっくりします。

雷、雹、霧、霞など、その多くは天気に関係した言葉というのも面白いところです。

 

そして、今回の漢字は「霙」。

 

「雨かんむり」の下に英語の「英」がついた字ですが、いったい何と読むのでしょうか?

 

ヒントはやっぱり天気です!

 

「霙」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇」の3文字です。

ヒント② 寒いときに空から降ってきます。

ヒント③ これが大きくなると雪や「ひょう」になります。

 

「霙」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「みぞれ」です!

 

「霙」とは、溶けかかった雪や、雨と雪が混じっている状態のときの天気です。

雪が降る前の状態のため、地表の気温が0度であることが多く、雨から雪、または雪から雨へと変わる途中経過として、「霙」になることが多いようです。

 

ちなみに、「霙」より大きなものを「霰(あられ)」、霰より大きなものを「雹(ひょう)」と区別しており、その大きさは5mmを境にしています。

 

どちらかといえば、霰や雹は「氷の塊」であり、「霙」は雪に近い状態のものなので、分類上は「雪」になるそうです。

 

天気用語って、意外に細かい定義があって面白いですよね!

5つ目の漢字は「譴責」

この言葉は一般的にはあまり使われることのない言葉で、むしろ知らなくて良い言葉かもしれません。

 

対象は、企業や会社にお勤めのサラリーマンになりますが、まず真面目に働いていれば関係のない言葉です。

 

漢字としても意味としても難解ですが、正解を知ることで働き方を見直す契機となれば幸いです!

 

「譴責」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇〇」の4文字です。

ヒント② 「責」は「せき」と読みます。

ヒント③ 懲戒処分の一つです。

 

「譴責」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「けんせき」です!

 

「譴責」とは、会社の従業員から始末書を提出させて、厳重注意をする行為のことです。

 

人事部署の人にとっては頭の痛い悩みでもありますが、働き手側にとっては自己を律しながら真面目に働かなければなりません。

 

いわゆる懲戒処分の一つとされており、多くの会社では最も軽い処分として定められていることが多いようですが、処分には変わりありません。

 

お金を対価としてもらっている以上、いつも誠実に、実直に、新入社員の頃の気持ちを忘れずに働いていきましょうね!

まとめ

今日の難読漢字5つ、あなたはいくつ読めましたか?

ぜひまた漢字クイズに挑戦してみてくださいね☆

最後までお読みいただきありがとうございました!