漢字読み講座

【時代劇などで侍が自分のことを言う言葉、「拙者」とはこの字だ!】「拙い」、あなたは読めますか?

私、僕、自分、吾輩、そして「拙者」。

 

自分のことを自分で呼ぶときの言葉はいろいろありますが、今回の漢字は「拙者」の「拙」です。

 

そのまま「せつい」はもちろん間違いですが、この「拙」という字は「自分のことを謙遜する」という意味があるそうです。

 

そんな奥ゆかしい漢字に送り仮名の「い」がつくと、どんな人になる??

 

「拙い」の読み方のヒントはコレ!

ヒント① 「〇〇〇い」の4文字です。

ヒント② 何かに「劣る」ときに使う言葉です。

ヒント③ 最初の文字は「つ」です。

 

「拙い」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「つたない」です!

 

「拙い」といえば、自分のことを謙遜しているときに使う言葉で、「拙い文章ですみません」や「拙い者ですがよろしくお願いします」などと使いますね。

 

他にも「まずい」という読み方もありますが、こちらは一般的に「不味い」と表記しますので使われません。

 

日本人は昔から気配りができて謙遜する習性がありますから、「拙者」なんて言葉が生まれたんでしょうね!