漢字読み講座

【今日の難読漢字】「湯湯婆」「剃刀」「瓊脂」3つ読めたら漢字マスター!でも(ゆばーば)と読んでしまったら・・・

今日の難読漢字は
「湯湯婆」

 

「剃刀」

 

「瓊脂」

 

の3つです。早速いってみましょう!

 

まず最初は「湯湯婆」

ヒントは全体で4文字の言葉です!
少しレトロな雰囲気を感じる言葉で、通常は平仮名で表記することが多いです。
最初の文字はズバリ「ゆ」です!
寒いときに暖を取るもので、冬の寝るときにお世話になっている方も少なくないのではないはず。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

 

「湯湯婆」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「ゆたんぽ」
です!

 

寝るときにお布団にいれると、そのじんわりした優しい暖かさでいつの間にか寝てしまいますよね。
沸かしたお湯をいれる昔ながらの方式の他に、最近は電子レンジで温めるタイプのものや、
電気毛布のようにいつまでも温かいタイプもあったりと、日々進化しています。
この漢字は、湯(ゆ)湯(たん)婆(ぽ)と読み、中国語でスープのことを湯(たん)というのを思い出します。
またこの漢字をみたときに「ゆばーば」と読む人、多かったのではないでしょうか?
「ゆばーば」は漢字では「湯婆婆」と書き、ゆたんぽとは逆なんですね。

 

2つ目は「剃刀」

ヒントは全体で4文字の言葉です!
日常的によく使うもので、「刀」の文字が入るとおり刃物の名前です。
最初の文字はズバリ「か」です!
大人の男性は毎日のように使う方も多いですし、女性でもムダ毛の処理に使ったりします。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

 

「剃刀」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「カミソリ」
です!

 

カミソリは「髪剃り」が語源と言われおり、元々は仏教において僧侶が出家の際に頭髪を剃るための仏法具として
使用されていました。今ではヒゲや産毛といった髪の毛以外の毛という毛を剃る際に使われています。
今では取り扱いも比較的安全になった安全カミソリがたくさん流通していますね。
男性向けの髭剃り用カミソリは、剃り残しがないように二枚刃、三枚刃、四枚刃、五枚刃と
カミソリの枚数が増えて進化を続けていましたが、最近は五枚刃で頭打ちで、六枚刃の話は聞かないですね。
多ければ良いというものでもないのでしょうか。これ以上増えないのも少しさみしいですね。

 

最後の難読漢字は「瓊脂」

ヒントは全体で5文字の食べ物です!
毎日食べるようなものではないですが、季節になったりしたときには、
ふと食べたくなる方も少なくないのではないでしょうか。
最初の文字はズバリ「と」です!
夏に食べることが多い、さっぱりして喉越しの気持ちいい食べ物です。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?

 

「瓊脂」の読み方、正解は・・・

正解は・・・
「ところてん」
です!

 

今回ご紹介した瓊脂以外に、心太や心天とも書きますね。
テングサやオゴノリなどの海藻類を煮て、それを冷まして固まった寒天を「ところてん突き」で
ついて麺状にした食べ物です。
酢醤油でツルッと食べるのがポピュラーですが、からしや青のりなどをトッピングしてもおいしいですよね。
一方関西では黒蜜で甘くして食べるほうが一般的なのだとか。葛切りと同じように、甘いおやつ感覚で食べるのだそうです。
そう考えるとしょっぱくしても甘くしてもおいしく食べられるところてん、とても懐の深い食べ物ですね。