漢字読み講座

【難読漢字】「転ぶ」の「ころぶ」以外の読み方は?

「転ぶ」の読み方をご存じですか?

普通に読むと「ころぶ」ですが、実は違う読み方があります。

何と読むのでしょうか?

「転ぶ」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「○○ぶ」の3文字
  2. 「床にころがる」「ころぶ」という意味があります
  3. 「転び出る」「こけつ転びつ」という使い方があります

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「転ぶ」の読み方、正解は・・・


正解は

「まろぶ」

です!

ヒントにも書いたように「床にころがる」「ころぶ」という意味があります。
昔は「転ぶ」を「まろぶ」と読んだ、といえばそれまでなのですが、現代小説の中でも使われることがある、文語的表現です。

「こけつまろびつ(倒けつ転びつ)」は「あわてふためいて倒れたり転がったりしながら走る様子」をあらわしていますが、なかなか他に的確な言いかえができる表現が見つからないので、今でも使われているのかもしれませんね。

ちなみに「こける」も「倒ける」の他に「転ける」という漢字が当てられることがあります。漢字の「転」だけでも多くの表現があり、面白いです。

もし小説などで見かけることがあったら「こういう読み方があったな」と思い出してくださいね。

ABOUT ME
さとう みえ
漢字が好きで、学生時代に漢字検定2級を取得するも、社会に出てから特に書き取りが怪しくなっていることに気付きました。子供の宿題に付き合いつつ自分も勉強し直す日々です。IT×子育てのサイトを運営しています。