漢字読み講座

中国で使われている「老頭児」って読めますか?日本でもかつて使われていた言葉ですよ!

「老頭児」という漢字を見てみましょう。

「老」人の「頭」の「児」童・・・?

考え方がしっかりしている知識豊富な子どものこと・・・?

いいえ、違います!

最近では使われなくなった言葉だそうなのですが、何と読むのかさっそく見ていきましょう。

「老頭児」の読み方のヒントは・・・?

それではヒントです!

「老頭児」は元々、中国で使われていた言葉です。

昭和40年代に日本でも会話での中で使われていたんですよ。

意味はずばり、「老人」という意味なんですよ!

読み方はひらがなで、「ロー〇〇」の4文字です。

考えてみてくださいね。

「老頭児」の読み方の答えは・・・

正解は、「ロートル」でした!

「老頭児(ロートル)」はずばり「老人」という意味ですが、俗語のようなものです。

否定的な意味合いがあって、「俺のような老頭児(ロートル)の出番はない」などと使われていました。

スポーツ界でも出番のないベテランに対して使われたり、型落ちのパソコンを「ロートルマシン」と呼んだりしたそうです。

昭和50年にはすっかり使われることのなくなった言葉なので、知らない人が多くても無理はないかもしれないですね。

最後までお付き合いいただきありがとうございました!