漢字読み講座

【難読漢字】「碩きい」の読み方は?「傾」に似ていますが違いますよ!

「碩きい」の読み方をご存じですか?

「碩」はありそうで意外と見かけない漢字です。一見「傾」にも似ていますが違う漢字なので読み方も異なります。

いったい何と読むのでしょうか?

「碩きい」の読み方のヒントはこちら

  1. ひらがなで書くと「おおきい」の4文字
  2. 訓読みです
  3. 「倬きい」と同じ読み方です

以上の3つのヒントから考えてみてください。

「碩きい」の読み方、正解は・・・


正解は

「おおきい」

です!

「碩」という漢字は「すぐれている」「りっぱな」という意味を持っています。「碩きい」と送り仮名がついた場合は「内容が充実してすぐれている」「がっちりとしていて太い」という意味になります。

「碩きい」と同じ読み方をする漢字

「碩きい」はその読み方から「大きい」を真っ先に想像しますが、実は同じ読み方の漢字はヒントに出した「倬」をはじめとして「丕」「巨」「戎」「魁」など数多くあります。ただ、どれもまったく同じ意味ではありません。

  • 倬・・・「高く大きい」
  • 丕・・・「おおいにふくらんでりっぱなさま」
  • 巨・・・「大きさや数量がきわめて大きい」
  • 戎・・・「さかんなさま」
  • 魁・・・「大きくすぐれている」

いずれも微妙に表現が異なっています。共通の意味としては「大きい」なのですが、微妙な違いを表現する時に選んで使われるようです。

普段そこまで使い分けはしないことが多いと思いますが、「碩きい」の読み方は是非覚えておいてくださいね。

ABOUT ME
さとう みえ
漢字が好きで、学生時代に漢字検定2級を取得するも、社会に出てから特に書き取りが怪しくなっていることに気付きました。子供の宿題に付き合いつつ自分も勉強し直す日々です。IT×子育てのサイトを運営しています。