漢字読み講座

【今日の難読漢字】「祝詞」「風袋」「霧雨」。「霧雨」は日常的にも体験していますよね!?

今日の難読漢字は

「祝詞」

「風袋」

「霧雨」

の3つです。

 

さあ、何と読む?

 

まず最初の難読漢字は「祝詞」!

今回の難読漢字は「祝詞」です。

 

字から察するに、「お祝いの言葉」や「お祝いの文章」といったところでしょうか?

 

普通に読んでしまうと「しゅくし」ですが、これは間違いです。

 

この「祝詞」は祭事を中心としたおめでたい席で使われるものですから、読めないと恥ずかしいですよ!

 

「祝詞」の読み方のヒントはコレ!

 「〇〇〇」の3文字です。

「祝」と「詞」の読み方は、今回特有の読み方です。

 

「祝詞」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「のりと」です!

 

「祝詞」とは、「祭事のときに神様に対して唱える言葉」です。

 

日常的にはあまり使わない言葉ですが、「おめでたい席などで偉い人が冒頭に言うセリフや文章」も「祝詞」と言ったりします。

 

語源は諸説ありますが、「祝(のり)」は「宣る(のる)」の名詞形となり、呪術的に重大な発言をすることを意味しています。

「詞(と)」も、「詛戸(とこい)」や「事戸(ことど)」などの「と」と同じ呪術的な行為で使う言葉となり、その2つが組み合わさったものとなります。

 

他にもいろんな説がありますので、興味がある方は調べてみてくださいね!

 

次の難読漢字は「風袋」!

「風」に「袋」と書く「風袋」。

 

「風」や空気を入れる「袋」といえば「風船」が真っ先に思い浮かびますが、どうでしょうか?

 

でも、そもそも「風」って「袋」に入るのか疑問です・・・。

 

今回の漢字は料理をする方にとってはサービス問題となりますが、いきなり主題されると間違ってしまうほど難しい読み方をします。

 

さあ、ヒントを見ながらチャレンジしてみましょう!

 

「風袋」の読み方のヒントはコレ!

「〇〇〇〇」の4文字です。

料理で使う「はかり」を使うときは、まず「風袋」をはかりましょう。

 

「風袋」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「ふうたい」です!

 

「風袋」とは、「品物を入れたり包んでいる包装用の袋や箱など」をいいます。

料理をするとき、小麦粉や材料をはかりで量るとき、「粉を入れている器の重さ」はゼロにしますよね?

そのときの「器」こそが「風袋」です。

 

また、ここから転じて「実質に対する外観」や「上っ面」なども意味します。

 

料理では「風袋」はゼロにしますが、自信の「風袋」はゼロにしないように気をつけましょう!

 

最後の難読漢字は「霧雨」!

今回は、ずばりサービス問題です!

 

「霧のような雨」といえば、日常生活でも頻繁に起こる現象ですので実際に体験している人は多いと思います。

 

天候の「雨」にまつわる用語は他にもありますので、今回はその当たりも触れていきたいと思います。

 

ちなみに「霧雨」の読み方は分かっても、その定義は知らないと思いますので、そのあたりも触れていきたいと思います。

 

「霧雨」の読み方のヒントはコレ!

「〇〇〇〇」の4文字です。

まさに「霧のような雨」の天候のことです。

 

「霧雨」の読み方の正解は・・・・?

正解は、「きりさめ」です!

 

「霧雨」とは、「普通の雨よりも滴が小さく、それが霧のように広範囲に降る天候」のことです。

 

定義としては、雨粒の直径0.5mm以下とされており、霧あるいは層雲の中で霧粒や雲粒が併合によって大きくなっている状態のことです。

 

車の運転などで「霧雨」になると、雨粒が小さく、まさに霧のように広範囲を覆うので注意するようにしましょう!

 

個人的には、いろんな雨がある中で「霧雨」は雰囲気があって好きです。