今日の難読漢字は
「月極」
「泥む」
「柳葉魚」
の3つです。早速いってみましょう!
まず最初は「月極」
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
日常的に目にすることが多い言葉ですが、意外と正しい読み方を知らない方が多いで
有名ですね。一番よく見かけるのはやはり駐車場でしょうか。
最初の一文字目は「つ」です。
この言葉は「一ヶ月単位で契約する」という意味の言葉です。
月ごとに契約をきめる・・・ということは?
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「月極」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
「つきぎめ」
です!
「げっきょく」とか「げつごく」と読み間違える人が多く、
また「月極」という名前のチェーン経営の駐車場と勘違いしている人もいるとか。
「極める」は今では「きわめる」と読むことが多いですが、「きめる」とも読み、
昔は「決める」よりも「極める」と書くほうが一般的だったようで、その名残で
「月極」と記載するようになりました。
一部の地域では「月決」と記載するところもあるとか。
これはこれで「げっけつ」と間違えて読んでしまいそうですね。
2つ目は「泥む」
ヒントは全体で3文字、「〇〇む」となります。
あまり日常的に使う言葉ではありませんが、音楽の歌詞や俳句などでは時々耳にするかもしれません。
最初の一文字目は「な」です。
この言葉は「とどこおる」や「はかどらない」という意味の動詞です。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「泥む」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
「なずむ」
です!
この言葉を使った一番有名なフレーズはやはり、海援隊の「贈る言葉」の歌い出しでしょう。
「暮れなずむ」とは、日が暮れる状態がなかなか進まない、つまり日が暮れそうでなかなか暮れない状態
を意味します。全然意味も分からず歌ってましたね。
他にも「気にして心から去らない」といった意味もあります。どちらにしても、泥がもつドロドロして
まとわりついてくるイメージをそのまま残していますね。
物理的にも精神的にも、停滞して進まない、とらわれている状況がうまく表現されている言葉だと感じます。
あなたが泥んでしまっているものは何でしょうか?
最後の難読漢字は「柳葉魚」
ヒントは全体で4文字、「〇〇〇〇」となります。
魚の文字を含んでいる通り、ある魚の名前です。
日常的に目にも口にもする、とてもメジャーな魚です。
どこのスーパーに行っても大体売ってるかと思います。
最初の一文字目は「し」です。
小さい魚なので、よく焼いたものを頭から丸ごと食べることが多いでしょう。
おかずにもお酒のアテにもいいですね。
子持ちと呼ばれるお腹に卵がたっぷり詰まったタイプも食感がよく、非常においしいですね。
これでだいぶ見当がついてきたのではないでしょうか?
「柳葉魚」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
「ししゃも」
です!
スーパーなどでよく売っているししゃもは、実は本当のししゃもではないことはご存知でしょうか?
あれはカペリン(カラフトシシャモ)と言う名前の、本ししゃもとは別の魚なのです。
本ししゃもは北海道の太平洋側に生息する固有種のため漁獲量もそれほど多くありませんが、
カペリンは海外からの輸入を含めて1970年代から大きく増えたため、
代用魚だったカペリンをししゃもと呼ぶようになったことから、
本来のししゃものほうを本ししゃもと呼んで区別するようになったそうです。