今回は「合羽」「茣蓙」「憖っか」です。
見たことはあるのに、なかなか読めないこれらの漢字。
あなたは全部読めますか?
目次
1問目はこの漢字から!「合羽」
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「合羽」読み方のヒントは?
「合羽」読み方のもうひとつのヒントは?
「合羽」の読み方、正解は・・・
![](https://do-gen.jp/wp-content/uploads/2021/02/4247942_m.jpg)
2問目はこの漢字!「茣蓙」
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「茣蓙」
これなんて読むかわかりますか?
実は実用品のとあるものなのですが…
さあ、あなたは何と読みましたか?
「茣蓙」読み方のヒント!
「茣蓙」は、よ〜く見ると読めるかもしれません!
それくらいわかりやすい漢字です笑
また、先にも書いたようにこちらは実用品です。
お家で使われる方もいれば、運動会やお花見で使う方も…?
さて、読めたでしょうか?
「茣蓙」の読み方、正解は…
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気になる正解は…
「ござ」
です!
「茣蓙」とは、
「イグサを織って作られた敷物」です。
畳のような形状をしていて、巻いたりたたんだりしてしまっておける敷物です。
床に敷くと簡単に和室のようになるので、夏場などに活躍しますよね。
その由来は古く、平安時代にはすでにあったそうです!
『枕草子』の中では
「御座といふ畳のさまにて高麗など、いと清らなり」とあります。
これの「御座」が「茣蓙」のことなんです。
平安時代は、貴人が座るところに敷く特別な敷物だったそうですよ!
現在では、お家の中で使うほか、
お花見など、外でお弁当を食べるときに敷いたりしますよね。
ついつい「ござ」や「ゴザ」とひらがなで書いてしまいたくなりますが、
高貴な方も座っていたと聞くと、漢字を使いたくなりますね!
ぜひスマートに読めるようになりましょう!
最後はこの漢字!「憖っか」
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想・思・愁・悪・慰・恐・・・
漢字の下部に「心」がついた「したごころ」という部首を持つ漢字はたくさんあります。
でも、「憖」という漢字は見覚えが無いという方も多いのではないでしょうか?
パッと見ると「愁える(うれえる)」と似ていますが、よく見ると違いますね。
しかも送り仮名が「憖っか」・・・
これは何と読むのか、かなりの難問!
この機会に覚えましょう!
「憖っか」の読み方のヒントは・・・?
「憖っか」の読み方はずばり、ひらがなで「〇〇〇っか」の5文字です!
さらなるヒントは、「憖っか」の例文を紹介します。
「彼は憖っかな知識をひけらかす」
「憖っか手を出して失敗してしまった」
「憖っか首を突っ込んだばかりに大変な目に合った」
「体調が悪かったのに憖っか行かなければよかった」
・・・どうですか?
例文を読んでピンときた人もいるかもしれませんね。
「憖っか」の読み方の答えは・・・
正解は、「なまじっか」でした!
「憖(なまじ)っか」は、次のような意味をもつ言葉です。
- 中途半端なさま。
- 無理にしようとするさま。
- むしろしない方がいいさま。
漢字は読めなくても会話の中で使っている人も多い言葉ですよね。
漢字もこの機会に覚えてしまいましょう!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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