漢字読み講座

【もちろん、知ってますよね?】「刷毛」ってなんて読む?「さつもう」ではない!

どちらも知っている漢字なのに、二字熟語になると突然読み方が難しくなる言葉があります。

「刷毛」

この二字熟語もその一つ。
「印刷」の「刷」に「毛根」の「毛」だから、「さつもう」?
いえいえ、違いますよ!

「刷毛」読み方のヒントは?

「刷毛」は、美術の授業などで絵を描いたり、何かを塗装したりするときに使います。

木やプラスチックなどでできた柄の先端に、毛がたくさん取り付けられていますね。
筆よりも幅が広く、バリエーションも豊か。

画材専門店だけではなく、百円ショップや文房具ショップでも見かける機会が多くありますよ。

もうおわかりですね?

「刷毛」の読み方、正解は……

「刷毛」の正解は……

「はけ」です!

刷毛の毛の部分には、かつては豚やヤギ、馬やヒツジの毛などがよく使われていました。
現在では、塗料がよく水で溶けるようになったことから、合成樹脂のものも増えているそうですよ。

ちなみに「刷」は「刷く(はく)」と仮名を送ります。
「ほうきではく」の「はく」も同じ「刷く」なので、覚えておいてくださいね。