デスクワークや学業などを毎日こなしているとひどく肩が凝ってしまい、姿勢が悪くなったり頭痛の原因になったりしませんか？
最近では悪天候の日や自宅時間が増えたことにより、自宅でできる趣味として読書や動画鑑賞の時間も増えたのではないでしょうか。ずっと同じ体勢でいると、どんどん肩は凝り固まってしまいますし、かといって無理に首を回したり強く揉みほぐしたりするのも危険です。
「せめて睡眠時に、肩こりに優しい枕はないかしら…」
「首こりが酷すぎてしっかり寝られない」
この記事では上記のような悩みを解決すべく、おすすめの肩こり・首こり用枕を12個ご紹介します。メーカーごとにランキング形式で解説していきますので、あなたが探していたピッタリな枕が見つかるかも。
ぜひご一読くださいませ。
それでは順番に見ていきましょう。
目次
- 1 首こり用枕（まくら）を選ぶ際に大切な3つのこと
- 2 首こり用枕（まくら）10社を3つの項目から徹底比較！
- 3 【2024年最新】首こり用枕（まくら）おすすめランキング12選
- 3.1 首こり用枕（まくら）1位 ジムナストプラス（北村枕店）
- 3.2 首こり用枕（まくら）２位 BAKUNE MAKURA（TENTIAL）
- 3.3 首こり用枕（まくら）3位 トゥルースリーパー セブンスピロー
- 3.4 首こり用枕（まくら）4位 メディカル枕（イタリア・ファベ社）
- 3.5 首こり用枕（まくら）5位 肩楽寝（nishikawa）
- 3.6 首こり用枕（まくら）6位 高反発まくら「モットン」（Motton Japan）
- 3.7 首こり用枕（まくら）7位 王様の夢枕
- 3.8 首こり用枕（まくら）8位 3Ｄ体感ピロー（BlueBlood）
- 3.9 首こり用枕（まくら）9位 オリジナルネックピロー（TEMPUR）
- 3.10 首こり用枕（まくら）10位 ソフィットピロー（LOFTY）
- 3.11 首こり用枕（まくら）11位 スリーパードクターズピロー
- 3.12 首こり用枕（まくら）12位 マイ枕
- 4 首こり用枕（まくら）を買うならそら豆型で頭を支えてくれるジムナストプラスがおすすめ！
- 5 首こり用枕（まくら）のまとめ
首こり用枕（まくら）を選ぶ際に大切な3つのこと
おすすめの枕をご紹介する前に、首こり用の枕を選ぶ際に気をつけたい3つのポイントをご解説します。
首こり用枕（まくら）を選ぶ際に大切なこと1. 専門医・専門家の推薦があるかを確認する
| 製品名 | 専門医・専門家の意見 |
| トゥルースリーパーセブンピロー | 整形外科医、帝京平成大学教授が推薦 |
| テンピュール | NASA認定 |
| エアウィーヴピロースタンダード | 睡眠研究者と共同開発製品 |
| モットン（旧めりーさんの高反発枕） | 柔道整復師・小林敬和氏オススメ |
首こりや肩こりを軽減するための枕には、専門家や専門医のお墨付きを得ているものと、そうでないものが存在します。
上記の表では、肩こり・首こり用の枕のうち、医師や専門家に推薦されているものをいくつかピックアップしました。
購入者のレビューの確認はもちろん大切ですが、その枕は専門的な検証実験をクリアしたのか、どのような専門家がおすすめしているかなどをあらかじめチェックしてみると、購入失敗のリスクを軽減できるでしょう。
殆どの場合、楽天市場などの商品販売ページや、枕の公式サイト内に認証の有無を書いてるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
首こり用枕（まくら）を選ぶ際に大切なこと2.体勢が楽かどうかを確認する
そもそも肩こりや首こりとは、どのようなメカニズムで起きてしまうのでしょうか。
その原因の一つは、睡眠時に枕が合っていないと背中から後頭部にかけて隙間ができてしまい、ベッドと身体の接地面が減り、肩や首にピンポイントで体重がかかってしまうためだと言われています。
また、私たち人間は、睡眠中に20回以上の寝返りを打っていることをご存知でしょうか。形の合わない枕を使っていると寝返りが打ちづらく、血行不良やいわゆる「寝違えた」状態になってしまう可能性があります。
ですから、枕を買う際はベッドや枕の間に隙間がなく、かつ寝返りがうちやすいものを探すと良いでしょう。
首こり用枕（まくら）を選ぶ際に大切なこと3.素材の特性を理解して購入する
| 素材 | 硬さ | 特性 |
| ダウン（羽毛） | 柔らかい | 吸湿性・通気性がよい |
| 低反発 | 柔らかい | 頭部を柔らかく包むような質感 |
| 高反発 | 柔らかい | 首をしっかり支えて沈む質感 |
| 綿 | 柔らかい | 身体に軽やかにフィットする |
| ウレタン | 柔らかい | 適度に硬く、身体にフィットする |
| パイプ | 硬い | 通気性・耐久性がよい |
一口に枕と言っても、枕に使われる素材はたくさんあり、どれを選ぶかによって寝心地が全く異なります。そして枕の素材は「どれが一番いい」と断言できるものではありません。
低反発のものがいいと感じる人もいれば、低反発ではあまり寝付けず、ダウン素材のものが一番寝やすいと感じる人もいます。
上記の表では代表的な素材と、その特性について簡単にまとめましたので、ご活用ください。
首こり用枕（まくら）10社を3つの項目から徹底比較！
| 価格 | 推薦 | 主な素材 | |
| TrueSleeper（トゥルースリーパー） | 14,800円～ | あり | ウレタンフォーム |
| メディカル枕（ファベ社） | 10,780円～ | あり | ポリエステル、ウレタンフォーム |
| nishikawa | 5,000円～ | あり | ポリエステル、ポリエチレンパイプ |
| Motton Japan | 17,800円～ | あり | ナノスリー |
| 王様の夢枕 | 6,600円～ | なし | ポリエチレンビーンズ |
| BlueBlood（ブルーブラッド） | 7,200円～ | なし | スーパーソフトウレタン |
| TEMPUR（テンピュール） | 9,900円～ | あり | テンピュール素材 |
| LOFTY（ロフテー） | 22,000円～ | なし | ダウン、フェザー |
| スリーパードクターズピロー | 29,800円～ | あり | ウレタンフォーム |
| マイ枕 | 30,000円 | なし | 粒わた、ビーズ |
先ほど紹介した選び方のうち「専門医・専門家の推薦があるかどうか」と「素材」、購入時に気になる「価格」の観点から比較しました。
「体勢が楽かどうか」の評価は人によって異なるため、レビューや商品紹介を元に自分の体格にあうかどうか調べたり、実店舗へ赴けそうであれば実際に試してみたりすることをオススメします。
これらを踏まえて、下記の肩こり用枕12社のおすすめのまくらを順に見てみましょう。
【2024年最新】首こり用枕（まくら）おすすめランキング12選
上記の表で挙げた肩こり用枕メーカーを含む12社の製品をオススメ順にご紹介します。
主な評価ポイントは、「専門家の推奨があるかどうか」「価格」となっています。
首こり用枕（まくら）1位 ジムナストプラス（北村枕店）
| 料金 | 9,680円 |
| 素材 | ポリエステル、綿、エラストマー、ポリエチレン |
| 備考 | 2~3cm・3~4cm・4~5cmの高さから選べる/細かく調節された部位/丸洗い可能 |
今回ご紹介する首こりの人向け枕で一番のおすすめは北村枕店の「ジムナストプラス」です。
ジムナストプラスはソラマメ型のカーブした形状で、寝返りをうつ際に頭の軌道にぴったり合うのが特徴です。
中材はこまかく分けられた部屋ごとに使われている素材が違っていて、蒸れを防ぐミニコルマビーズや首を優しく支えるエラストマーパイプ、適切な高さを調節するためのナチュラルパイプなどが用いられています。
寝ているときに首の負担を減らすためには枕の高さが重要ですが、ジムナストプラスは枕の高さを自宅でカスタマイズできるので、自分に合った枕の高さを見つけることができるでしょう。
丸洗いができる枕なので、寝汗が多い方や衛生面が気になる方にもおすすめの枕ですよ。
首こり用枕（まくら）２位 BAKUNE MAKURA（TENTIAL）
| 料金 | 15,950円 |
| 素材 | 高反発ウレタン、高級低反発ウレタン |
| 備考 | 70cmと幅広い/フィットしやすいカーブ設計/高反発と低反発ウレタン素材で程よい寝心地/高さ調節可能 |
BAKUNE（バクネ）は主に寝具を販売しているTENTIAL（テンシャル）のブランドで、枕の他にもマットレスやパジャマなども人気があります。
一般的に高反発ウレタンは寝返りをうちやすいため、首や肩に負担がかかりにくいとされていますが、硬い寝心地なので人を選ぶのが難点です。
しかし、BAKUNEは高反発ウレタンのほかにも低反発のウレタンの両方を用いていて、寝返りのうちやすさと柔らかい寝心地を両立させているのが特徴となっています。
また、枕の幅は70cmと広く、身体の大きな人や大きく寝返りをうつ方にもおすすめの枕です。
中材のシートを出し入れすることで高さの調節が容易なので、首が疲れにくい高さにして寝ることができるのも良い点ですね。
首こり用枕（まくら）3位 トゥルースリーパー セブンスピロー
| 料金 | 14,800円 |
| 素材 | ウレタンフォーム |
| 備考 | 整形外科医 帝京平成大学教授が推奨 |
もっともオススメなのが、整形外科医や大学教授も推している、トゥルースリーパーセブンピローと呼ばれる首こり用枕です。
2018年には枕業界において売上ナンバーワンに輝いていたり、女優の宮崎美子さんも絶賛したりしており、枕界ではもっとも有名な商品なのではないでしょうか。
トゥルースリーパーセブンピローがほかの枕と一線を画すのは、縦幅68㎝の広い面積で、頭・首・両肩・両腕・背中の全パーツを優しく支える設計をしているところです。
価格も高すぎず安すぎず、評価も高いので、ひとまず首こり用の枕に挑戦してみたいとお考えの方には最もオススメの商品です。
首こり用枕（まくら）4位 メディカル枕（イタリア・ファベ社）
| 料金 | 10,780円 |
| 素材 | ウレタンフォーム |
| 備考 | ヨーロッパの大病院で採用されている |
イタリア・ファベ社の首こり用枕は、入院患者が少しでも快適に寝られるように設計・開発された医療用枕で、現在もイタリアを中心に多くの大病院で採用されています。
後頭部が収まる、枕の真ん中部分がくぼんでおり、頭をすっぽり包み込むようなフィット感が得られるでしょう。
足利大学睡眠科学センターの研究員も、「寝返りが打ちやすいリラックスした状態を作れる」とその快適さを評価しています。
首こり用枕（まくら）5位 肩楽寝（nishikawa）
| 料金 | 5,500円 |
| 素材 | 上層：ポリエステル100％
下層：ポリエチレンパイプ |
| 備考 | 100人中97人の医師が推奨 |
nishikawaの肩楽寝（かたらくね）は、「医師がすすめる健康枕」のキャッチコピーにあるように、100人中97人の医師が、「この商品の機能を理解した上で、勧めたいか」という質問に対して好意的な回答をしました。
医師によるコメントとリーズナブルな値段のほかに、安心安全に考慮した国内製、抗菌防臭生地もオススメポイントです。首こり用枕のデビューに肩楽寝はいかがでしょうか。
首こり用枕（まくら）6位 高反発まくら「モットン」（Motton Japan）
| 料金 | 17,800円 |
| 素材 | 次世代高反発ウレタンフォーム「ナノスリー」 |
| 備考 | 柔道整復師・小林敬和氏が効果を分析・評価 |
モットンは、2019年までは「めりーさんの高反発枕」という名前でその名を知られていた、有名な首こり用枕です。
旧世代に比べて、通気性が向上し首の角度調整などが容易になり、さらに負担の少ない高品質枕へと進化したようです。
値段は17,800円と少し高めではありますが、愛用者10万人越えとの実力者です。
首こり用枕（まくら）7位 王様の夢枕
| 料金 | 6,600円 |
| 素材 | ポリエチレンビーンズ |
| 備考 | 職人が一つずつ手作り |
王様の夢枕は、職人たちが一つ一つ丹精を込めて枕を手作りしているところが魅力的。それでいて6,600円と手の出しやすい価格設定なところがいいですよね。
王様の夢枕は枕カバーだけでなく商品本体も水洗いできるため、衛生面が気になる方でも安心して利用できます。
また購入前に自分に本当に合う枕なのかどうか確認できる、20日間のトライアル期間が設けられているのも嬉しいポイント。気軽に挑戦できるのが、高価格帯の多い首こり用枕でも選びやすいため、人気の秘訣なのではないでしょうか。
首こり用枕（まくら）8位 3Ｄ体感ピロー（BlueBlood）
| 料金 | 7,200円 |
| 素材 | スーパーソフトウレタン×ジェル |
| 備考 | エコテックスタンダード100認定製品 |
BlueBloodの枕は従来のものとは違い、後頭部や首に集中しがちな負担を面で吸収し、身体がリラックスできる最適な状態へと導いてくれます。
また枕本体は特殊素材でできているため定期的な洗濯は必要ありません。1ヶ月に1回程度、風通しのよい所に干すだけと手入れも簡単。価格も1万円を切っているため、初めての肩こり用枕にもよいでしょう。
首こり用枕（まくら）9位 オリジナルネックピロー（TEMPUR）
| 料金 | 9,900円 |
| 素材 | テンピュール素材 |
| 備考 | NASA承認 |
デンマークで生まれたテンピュールのネックピローは、波形状のフォルムが後頭部や首筋をしっかりと支え、睡眠時に背筋を伸ばすのを支えてくれます。
素材としての「テンピュール」は同社が研究開発した独自素材で、ほかの形状記憶素材と異なり、何度使っても元の形状に戻るようになっています。新しい枕で寝ているような新鮮な気持ちを睡眠ごとに体験できるところが魅力的です。
首こり用枕（まくら）10位 ソフィットピロー（LOFTY）
| 料金 | 22,000円～27,500円 |
| 素材 | エラスティックパイプor羽毛 |
| 備考 | フィギュアの浅田真央さんも愛用 |
ソフィットピローは、フィギュアスケート選手の浅田真央さんも愛用していることで有名な枕です。
ロフテーの調査に寄ると、現代の女性は高さの低い枕を選ぶ傾向にあり、そのことから頭部をしっかりと支え、かつ寝返りもカバーしてくれる枕が求められているとわかったそうです。
この枕は調査結果を如実に表したものとなっています。
ただ、値段が22,000円と高価なところが少しネックと言えそうです。もちろん、首こりや肩こり、ストレートネックにまで幅広く対応した素敵な枕であることはわかるのですが、ほかのリーズナブルなものを選んでもいいかな、と少し感じてしまいますね。
首こり用枕（まくら）11位 スリーパードクターズピロー
| 料金 | 29,800円 |
| 素材 | 低反発ハイデンシティウレタン |
| 備考 | 睡眠学の専門家も絶賛 |
最後に紹介するのはスリーパードクターズピローと呼ばれる首こり用の枕で、鍼灸治療院の院長や美容外科医、睡眠学の専門家なども絶賛しています。
独自開発されたウレタンは低反発で寝心地がよく、凝りやすい肩周りや首回りだけでなく呼吸と寝返りもサポートしてくれます。
しかし値段がほぼ3万円と、今回紹介した枕の中でも2番目に高いため、よほどのこだわりが無い限り、ほかの物を選んでもいいかなと思います。
またAmazonで販売されていないため、公式サイトの購入となります。
首こり用枕（まくら）12位 マイ枕
| 料金 | 30,000円 |
| 素材 | 粒わた、ビーズ |
| 備考 | オーダーメイド |
最後に紹介するマイ枕は、ほかのものとは違い、自身の体格や悩みに合わせて作られるオーダーメイドの枕となっています。価格は30,000円と最も高い商品ですが、購入後のアフターサポートやメンテナンスが充実しており、今までで20万人以上が愛用してきた人気商品と言えるでしょう。
首こり用枕（まくら）を買うならそら豆型で頭を支えてくれるジムナストプラスがおすすめ！
- そら豆型でしっかりと頭を首を支えてくれる
- 洗濯機で丸洗いできるので、いつでも清潔に保つことができる
- 自分に合った高さに調節が可能
首こり軽減用の枕で最もオススメしたいのは、北村枕店の「ジムナストプラス」です。
ジムナストプラスの最も特徴的なのは、そら豆型のフォルム。これは日本人が寝やすい形を研究した末にこの形にたどり着いたそうです。首や頭をしっかりと支え、横向きでの寝姿勢も支えてくれます。
また洗濯機で丸洗いできることで、常に衛生的に保つことができます。さらに職人による手作りで、品質も安心。
ビーズを出し入れすることで自分好みに調節も可能なため、首こり用枕デビューにも最適だと言えるでしょう。
首こり用枕（まくら）のまとめ
- 専門医・専門家推奨の枕と、非推奨の枕がある
- 素材は人によって好みが違うので、自分の好きなものが分かるとgood
- 高ければ高いほどいいというわけではない
- 可能なら購入前に使い心地を試した方が失敗しづらい
肩こり用の枕についてまとめると以上になります。
今ではパソコンやスマホが普及し、同じ体勢で小さな画面を見続けることが多くなりました。そのため私たちは慢性的に肩こりやストレートネックなどの問題を抱えやすくなっています。
それらの不快感を少しでも和らげ、リラックスした優しい睡眠時間を教えてくれる肩こり用の枕の効果をぜひ1度体験してみてくださいね。
この記事が枕選びの参考になりましたら幸いです。
