枕(まくら)

腰の張りの原因は枕に!?腰回りの改善のためだけのまくらの選び方をご紹介します

腰痛 まくら 枕 選び方
たかの
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こんにちは、DO-GEN編集部の高野(たかの)です。

「腰と枕って関係あるの?」
「腰に効くおすすめの枕はある?」

この記事を読まれているあなたはこのようなお悩みをお持ちかもしれません。

とはいえ「腰に良いのはどんな枕が良いのか分からなお…。」迷われる方は多くいらっしゃいます。

そこで本記事では、腰の改善に適した枕の選び方を紹介します。

腰部専用枕についてもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

寝起きの腰の張りは枕(まくら)が原因?

  • 枕が高すぎる
  • 枕が柔らかすぎる

寝起きに腰のはりを感じるのは、上記のような枕を使用しているからかもしれません。

具体的にどのような特徴があるか、下記で解説します。

腰のはりの原因①:枕が高すぎる

枕が高すぎると、腰にダメージが来ますす。

枕の高さと腰の関係はないように感じられる方も多いかと思いますが、実は関係しています。

枕が直接支える首部や頭部と腰部は一本の背骨で繋がっているからです。

本来、頚椎はS字に曲がっているのが自然な形といわれています。

しかし、高すぎる枕を使用すると、頚椎は真っ直ぐと伸びた状態になってしまいますよね。

頚椎がまっすぐに伸びるように歪んでしまうと、背骨全体も歪み、腰椎の歪みにもつながる。

それが腰にも影響します。

腰の張りの原因②:枕が柔らかすぎる

柔らかすぎる枕を使うと歪みを引き起こします。

なぜなら、枕に頭が沈み込みすぎて寝返りが打ちづらくなるからです。

睡眠時に引き起こされる腰の問題の多くは寝返りの少なさが原因とされています。

寝返りを打たないということはその分同じ姿勢でいる時間も長いということ。

ずっと同じ姿勢でいると、身体への負担は大きくなります。

同じ部位にずっと圧(体重)がかけられ続けるからです。

日中の活動でも、ずっと同じ姿勢で座っていたり立ち続けていたりすると辛いですが、時々姿勢を変えたら楽になった、なんて経験はしたことがあるかと思います。

それと同じで、睡眠中も寝返りを打って体勢を変えないと腰にかかる負担は大きくなっていきます。

このように、柔らかすぎる枕を使っていると寝返りの回数が少なくなり腰がつらくなります

ここまでは枕に隠れた腰の問題の原因を2つ紹介してきました。

ここからは、どのような枕を使えば腰を改善できるか紹介していきます。

腰を改善する枕の選び方3つ

  • 硬めの枕
  • 大きめの枕
  • 高さの合う枕

腰を改善するためには上記条件がそろったおすすめの枕を選びましょう。

下記で細かく説明します。

腰を改善する枕の選び方①:硬めの枕

腰を改善するためには少し硬めの枕を使いましょう。

先述の通り、柔らかすぎる枕は頭が沈み込んでしまうからです。

具体的には、ファイバーやラテックスパイプ、そばがら、高反発ウレタン、ジェルなど高反発素材の枕を選ぶと良いでしょう。

また、枕の両端に凸がある形状の枕は避けた方が良いです。

寝返りを打つ際に邪魔になるからです。

ということで腰を改善するためには硬めの素材かつ形が真っ直ぐの枕を選ぶようにしてください

腰を改善する枕の選び方②:大きめの枕

大きめの枕を使用すると腰の問題は抑えられるようになります。

寝返りを打った際に、頭が枕から落ちないからです。

枕から頭が落ちると、大体の場合は横向きで寝ることになります。

腰に問題がある方にとって枕の支えがない横向き寝の負担は計り知れません。

腰部が浮いたままになる上に、マットレスに触れる全身の面積が少なくなるためです。

マットレスに触れる面積が少ないほど、その少ない面積で全身の重さを支えないといけなくなりますよね。

そうすると腰部にかかる負荷は強くなってしまいます。

ですので、枕から頭を落とさないためにも頭3つ分(およそ60cm)の横幅がある枕を選びましょう

腰を改善する枕の選び方③:高さの合う枕

腰を抑えるためには、しっかりとあなた自身の身体に合った高さの枕を選んでください。

身体に合った枕とは、頚椎がS字に保てる枕のこと。

具体的にいうと以下の条件になります。

  • ベッドマットレスと首部の角度が5度になる枕
  • 頸部とベッドマットレスとのすき間の深さが1cm~6cmになる枕

参考:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-01-003.html

これらは厚生労働省のe-ヘルスネットにて理想的な枕の高さだとされています。

先に述べた通り、頚椎の歪みは背骨を通じて腰椎の歪みにもつながるため、あなた自身に合った高さをしっかりと計測し枕を選ぶことが重要になります。

さて、ここまでは腰を改善する枕の選び方を解説してきました。

それでも改善が見込めない場合、「腰枕」という腰専用の枕を使用すると良いです。

腰枕とはどのようなものなのか、以下でわかりやすく説明していきますね。

腰を改善する枕「腰枕」とは

腰痛 まくら 枕 選び方

腰枕とは、腰部に当てることで腰を支える枕のこと

腰に問題がある方の多くは、睡眠中ずっと腰が浮いたままになってしまっています。

いわゆる反り腰ですね。

反り腰の方は寝ている間もずっと腰回りの筋肉に力が入りっぱなしになっており、全身をリラックスさせることができていません。

ですので、浮いてしまっている腰部をサポートしてあげる必要が出てきます。

その役割を果たすのが腰枕というわけですね。

腰枕があることで、元々は浮いていた腰をリラックスさせ体重をかけることができます。

睡眠時に使える腰枕には大きく分けて2種類の形があります。

それぞれ紹介していきましょう。

腰改善「腰枕」の種類2つ|睡眠用

  • ベッドに敷くタイプ
  • 腰に巻くタイプ

睡眠時に使える腰枕の種類は上記2つになります。

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

腰改善「腰枕」の種類①:ベッドに敷くタイプ

まず1つ目はベッドに敷くタイプになります。

頭元に枕を敷くのと同じように、腰部に腰枕を敷いて使用します。

本タイプのメリットは、1度敷けばそれ以降は準備なくただ寝転がるだけで良い点

また、素材から高さまで種類が多いため、使用しているマットレスやあなた自身の体型に合わせてベストな腰枕を選べる点も特長となっています。

デメリットは、場合によっては寝返りを打つと腰枕から落ちてしまう点です。

なるべく横幅のある商品を選ぶよと良いでしょう。

腰改善「腰枕」の種類②:腰に巻くタイプ

2つ目は、腰に巻いて使うタイプです。

イメージとしてはコルセットのような形です。

このタイプのメリットは、腰に巻いて使用するためどんなに動いてもフィットして機能し続ける点

コンパクトなので旅行先に持ち運びやすいのも良いですね。

デメリットは、素材次第で蒸し暑さを感じることがある点です。

できるだけ通気性が良い素材のものを選ぶようにしましょう。

腰を改善する枕の選び方についてまとめ

腰を改善する枕の選び方についてまとめ
  • 柔らかすぎる枕、高すぎる枕は腰の問題を引き起こす
  • 腰を改善させるためには、ファイバー素材など硬めの枕を選ぶと良い
  • 頭3つ分の横幅がある枕を使うと腰が改善される
  • 自分に合った枕を使うことが腰に重要
  • 腰枕を使って腰部をサポートすると腰が改善されやすい

腰を改善する枕の選び方についてまとめると上記のようになりました。

あなたに合った枕を正しく選んで、腰の問題から解放されたらストレスフリーな生活を送れるようになるでしょう

軽やかに過ごせる喜びを体感してみてください。

この記事が、腰を改善する枕の選び方について知りたい方の参考になれば幸いです。

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ABOUT ME
いずみ
20代。 睡眠に関しての悩みは、寝つきが悪いことと目覚めやすいこと。 身体の疲れ感がなかなかとれずに悩んでいました。 そんなとき「BAKUNE」リニューアルモデルのリカバリーウェアに出会い、試してみることに。 着心地や機能性を紹介するので、ぜひ購入する際の参考にしてください。