マットレスや布団を探していると、「ベッドパッド(マットレスパッド)」や「敷きパッド」という言葉をよく目にすると思います。
「敷きパッドはなんとなくわかるけどベッドパッド(マットレスパッド)ってなに?」
「ベッドパッドや敷きパッドは使ったほうがいいの?おすすめはある?」
「ベッドパッド(マットレスパッド)と敷きパッドの違いがわからない!」
このように思う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、ベッドパッド(マットレスパッド)と敷きパッドの違いについて詳しく解説していきます!
おすすめマットレスのパッドなども紹介していきます。
最後まで読んでいただくと、ベッドパッドや敷きパッドを使う理由はなにか、どれを買えばいいのか分かるようになっています。
ぜひ最後までお読みください。
それではいきましょう!
目次
- 1 ベッドパッド(マットレスパッド)とは?
- 2 ベッドパッド(マットレスパッド)を使用するメリットとは?
- 3 ベッドパッド(マットレスパッド)を使用するデメリットとは?
- 4 敷きパッドとは?ベッドパッド(マットレスパッド)とは違う?
- 5 敷きパッドを使用するメリットとは?ベッドパッド(マットレスパッド)のはない良さがある?
- 6 敷きパッドを使用するデメリットとは?ベッドパッド(マットレスパッド)と比べてどう?
- 7 ベッドパッド(マットレスパッド)のおすすめブランドは?ikeaやニトリはどう?
- 8 敷きパッドのおすすめブランドは?コアラマットレスはどう?
- 9 ベッドパッド(マットレスパッド)と敷きパッドの違いについてのまとめ
ベッドパッド(マットレスパッド)とは?
ベッドパッド(マットレスパッド)は、マットレスの上に直接敷いて使用する厚手のパッドのことです。
ベッドパッド(マットレスパッド)を直接マットレスに敷くことにより、マットレスを汚れから守ることができます。また、小さいお子様がいるような家庭では、ベッドパッド(マットレスパッド)を敷くことで、大量の寝汗を吸収してくれます。
そのほかにも、ベッドパッド(マットレスパッド)を敷くと、マットレス自体の寝心地を向上させてくれる効果もあります。少々へたってきたマットレスであっても、厚みのあるベッドパッド(マットレスパッド)を敷くと、マットレスの反発力やその他の機能を引き出すことができるでしょう。
ベッドパッド(マットレスパッド)を使用するメリットとは?
ベッドパッド(マットレスパッド)を使用するメリットをまとめると以下のようになります。
- マットレスを汚れから守れる
- マットレスのヘタリを予防できる
- マットレスの性能をアップさせることができる
マットレスの種類によっては、スプリングやコイルのゴツゴツ感が気になる方もいると思いますが、その場合は厚めのベッドパッドを敷くことで解決できます。ウレタン素材のマットレスや薄いマットレスを使用している方には普通のベッドパッドで十分でしょう。
また、ベッドパッドにはマットレス自体の体圧分散能力を補助する役割りもあります。
ベッドパッド(マットレスパッド)を敷くことで、寝心地が向上するのであれば使わない理由はありませんね。
ベッドパッド(マットレスパッド)を使用するデメリットとは?
ベッドパッド(マットレスパッド)を使用することによるデメリットは以下です。
- お金がかかる
- 洗濯の手間が増える
- ずれた時に直すのが面倒
当然ですが、ベッドパッド(マットレスパッド)の買うために費用がかかります。ただ、数千円ほどで買うことができるものがほとんどなので、そこまで高価ではないと言えます。
洗濯の手間は当然かかります。特にお子様がいる家庭などでは、寝汗がすごかったり粗相をしてしまうこともあるでしょう。そのたびに洗濯は大変ではありますが、ベッドパッド(マットレスパッド)は丸洗いできるものがほとんどなので、清潔を保持しやすいのも特徴です。
マットレスの幅とベッドパッド(マットレスパッド)の大きさがあまりにも違いすぎると、ずれてしまうことはよくあります。お子さんなどが騒いだりしてずれてしまうこともあると思います。そのたびにピシッと直すのはデメリットとは言えますが、寝心地が向上することを考えれば、大きな問題ではないでしょう。
敷きパッドとは?ベッドパッド(マットレスパッド)とは違う?
それでは、敷きパッドについてご紹介していきます。
敷きパッドは、寝転んだときに肌に触れる場所、つまり敷きもの寝具の一番上に位置するものです。肌触りをよくするためのものや、冷感・保温効果を発揮するものもあります。
敷きパッドも、ベッドパッド(マットレスパッド)と同じで寝心地を向上させるという目的で使用されるものです。
以下でメリットやデメリットについてご紹介します。
敷きパッドを使用するメリットとは?ベッドパッド(マットレスパッド)のはない良さがある?
敷きパッドを使用することで得られるメリットは、以下です。
- 寝汗を吸収してくれる
- 肌触りが良く心地よく入眠でできる
- 洗濯がしやすい
- 体圧分散性を助ける
人間はたくさん寝汗をかきます。お子さんなら大人以上の汗をかいて寝ています。敷パッドがその汗をマットレスまで伝わらないようにしてくれているのです。汗を吸収して湿気が多くなると、ダニやカビが発生する危険性が高まります。
敷きパッドには肌触りをよくしてくれるものもたくさんあります。また、cool素材のものもあるので、入眠時の寝苦しさをやわらげてくれます。
敷きパッドは薄手の素材です。ほとんどが丸洗いできるので、常に寝具を清潔に保持することが可能です。
また、敷きパッドにもマットレス自体の体圧分散を微調整する役割りもあるので、敷くだけで寝心地が向上します。
敷きパッドを使用するデメリットとは?ベッドパッド(マットレスパッド)と比べてどう?
敷きパッドを使用するデメリットは以下です。
- 季節により買い替えが必要
- ずれを直すのが面倒
敷きパッドにはcool素材のものや保温効果を兼ね備えているものが多くあります。そのため、夏や冬で買い替えたり、気温により調整することが必要になります。
また、ベッドパッド(マットレスパッド)同様、ずれた時にいちいち直す手間はかかります。ずれを直すデメリットに比べ、敷きパッドを使って寝心地が向上するというメリットの方が大きいように思うので、ぜひ使ってみることをおすすめします。
ベッドパッド(マットレスパッド)のおすすめブランドは?ikeaやニトリはどう?
それでは、おすすめのベッドパッドをご紹介していきます。
IKEAのベッドパッド
IKEAのベッドパッドはいくつか種類がありますが、その中でも一番最安値の「LUDDROS ルッドロース」はおすすめの製品です。IKEA内では「マットレスプロテクター」と呼ばれています。
その名の通り、シーツとマットレスの間に敷くこちらのベッドパッドを敷くことで、マットレスをシミや汚れから守り、長持ちさせてくれます。
洗濯機で丸々洗うことができるのも嬉しい特徴ですね。
また、四隅にゴムバンドが付いており、厚さ42cmまでのマットレスに取り付けることができます。
お手頃価格なので、頻繁に買い換えることもできます。
口コミを検索しても、「使いやすい」「ウレタンマットレスを使っているのでこれで十分」「価格に対して申し分ない」という好印象な意見も多かったです。
ただ、外国基準なのでサイズが合わなかったとの声もありました。サイズをしっかり測って、自分の布団やマットレスに合うかどうかの確認をするとなお良いですね。
価格 | 899円〜 |
サイズ | 80×200cm、90×200cm、120×200cm、140×200cm、160×200cm |
重量 | 約0.5kg |
素材(表布) | ポリエステル52%(リサイクル材料含有率100%)、綿 48% |
素材(裏地) | ポリプロピレン 100% |
素材(中素材) | ポリエステル100%(リサイクル材料含有率80%以上) |
洗濯 | 60℃までの温度で丸洗い可能 |
ニトリのベッドパッド
ニトリのベッドパッドをご紹介します。
ニトリのおすすめベッドパッドは「吸水速乾ベッドパッド」です。
汗を吸って、すばやく乾く吸水速乾生地を使用しており、通気性に優れたメッシュ素材となっています。
口コミを調査してみても、「ふわふわで安眠できる」「価格に合って満足できる」「汗で蒸れなくてよい」と評判が良いですね。
価格 | 1,999円〜3,490円 |
サイズ | シングル100×200cm、セミダブル120×200cm、ダブル140×200cm、クイーン160×200cm |
重量 | 約1.9kg |
素材 | ポリエステル |
洗濯 | 洗濯機OK(ネット使用推奨) |
ムアツのベッドパッド
ムアツのベッドパッドをご紹介します。
「ムアツパッド スタンダード/MU9700」
有名老舗布団メーカーである「西川ふとん」が手がけるムアツのパッドになります。
このパッドの特徴は厚みです。3.5cmの厚みにより体圧をバランス良く分散してくれるため、理想的な寝姿勢を保つことができます。腰痛でお悩みの方におすすめです。
また、生地には抗菌防臭の「ポリジン加工」がなされています。天然の銀イオンにより微生物やバクテリアの成長を抑制することで抗菌効果を発揮してくれます。これにより、いつも清潔で長期間にわたってニオイの発生を抑えてくれるので安心です。
ベッドパッド(マットレスパッド)の中では高価格にはなりますが、その機能性の高さは安心のブランド信頼力により保証されていますね。
価格 | 30,800円(税込み) |
サイズ | シングル 3.5×97×195cm |
重量 | 約2.5kg |
素材 | ポリエステル100%(ポリジン加工) 詰め物 ウレタンフォーム |
洗濯 | 側生地は丸洗い可能 |
コアラマットレスのベッドパッド
コアラマットレスのベッドパッドをご紹介します。
コアラマットレスではベストセラーとなっている「コアラマットレス保護カバー」は、オリジナルコアラマットレスやNEWコアラマットレスのどちらにも最適です。
バクテリアやカビの汚れから大事なマットレスを守ってくれます。
コアラマットレスではお馴染みのリヨセル繊維を100%使用していて、非常に肌触りもよく、通気性も抜群の仕様となっています。
また耐水加工なのでお子様の粗相や突然のペットトラブルにも最適なのも嬉しいポイントです。
裏面には滑り止め加工もされているため、毎回ずれて面倒な思いをせずに済みそうですね。
コアラマットレス同様、こちらのパッドも120日間の返品が可能となっています。ぜひお気軽に試してみてください。
価格 | 11,500円〜13,000円(税込み) |
サイズ | シングル 22×97×195cm、セミダブル 22×120×195cm ダブル 22×140×195cm、クイーン 22×160×195cm |
素材 | テンセル™リヨセル繊維 100% 裏地:ポリウレタン100% 裏面:シリコンプリント(滑り止め加工) |
洗濯 | 洗濯OK |
エアウィーヴのベッドパッド
それではエアウィーヴのベッドパッドについてご紹介していきますね。
エアウィーヴは独自の素材でアスリートに愛用されているマットレスで有名ですが、ベッドパッドも機能性高い人気商品となっています。
「エアウィーヴ01」は、エアウィーヴの技術をふんだんに使用したスタンダードモデルのマットレスパッドです。
特に肩周りを柔らかく設計することにより、寝返りが楽にうてます。カバーは両面仕様なので、夏(Cool面)と冬(Warm)面で入れ替えることにより、1年を通して快適な眠りをサポートしてくれますよ。
こちらのエアウィーヴ01は、現在使用している寝具の上に1枚敷いて使用できます。もちろんエアウィーヴらしく、高い体圧分散性により肩や腰に優しい仕様で、腰痛予防にも最適。
エアウィーヴのマットレスは丸洗いできることで有名ですが、こちらのパッドも丸洗い可能です。1年中快適で清潔な睡眠環境を手に入れることができます。
口コミでも好印象なものが多いです。
「丸洗いできるのが嬉しい」「睡眠の質が向上した」「持病の腰痛の痛みが緩和された」
「プレゼントしたら喜んでもらえた」
価格帯としては高級な部類に入りますが、機能性の高さや耐久性を考慮すると非常にコスパの良い商品なのではないでしょうか。
価格 | 66,000円〜106,700円(税込み) |
サイズ | シングル 6×97×195cm、セミダブル 6×120×195cm ダブル 6×140×195cm、クイーン 6×160×195cm |
重量 | 6.5kg |
素材(カバー) | 【キルト地(Warm 面)】 表地=パイル部:綿100% 表地=グランド部:ポリエステル100% 中綿=ポリエステル100% 裏地=ポリエステル100% 【メッシュ地(Cool 面)】 表地=ポリエステル55%・綿45% 中綿=ポリエステル100% 裏地=ポリエステル100% |
素材(中材) | ポリエチレン100% |
洗濯 | 丸洗いOK |
保証 | 3年保証(エアファイバーのみ) |
敷きパッドのおすすめブランドは?コアラマットレスはどう?
コアラマットレスには明確には上記のマットレスパッドはあるのですが、明確に敷きパッドとしたものはありません。
その代わりにコアラマットレスの「ボックスシーツ」をご紹介します。
「薄くてすぐ乾くので扱いやすい」「肌触りが最高」「シルクのような感触で入眠しやすい」「取り付けが簡単」
コアラマットレスのボックスシーツも非常に人気で口コミも好印象なものが多いですね。
ボックスシーツは、テンセル™リヨセル繊維を使用していてまるでシルクのような滑らかさと肌触りの良さが特徴的なシーツになります。そのため、敷きパッドと同じく直接肌に触れて使うものになります。
コアラマットレス自体は高級品であるため、できれば汚したくないですよね。お子様と一緒に寝ている方なら、寝汗や粗相も気になるはずです。
コアラマットレスをしっかり守るためにも、ボックスシーツで覆うようにしましょう。
コアラマットレスのように厚みがあって大きなマットレスをすっぽり覆えるような設計になっています。もちろん丸洗い可能です。
コアラマットレス同様、120日間のお試し期間もついているので、マットレスとセットで購入し使用してみると、より良さがわかるのではないでしょうか。
価格 | 7,000円〜8,500円(税込み) |
サイズ | シングル 35×100×200cm、セミダブル 35×120×200cm、 ダブル 35×140×200cm、クイーン 35×161×200cm |
素材 | テンセル™リヨセル繊維 100% |
洗濯 | 洗濯OK |
ベッドパッド(マットレスパッド)と敷きパッドの違いについてのまとめ
- ベッドパッド(マットレスパッド)と敷きパッドは役割りが違う
- ベッドパッドと敷きパッドを使用すると快適さが向上する
- ベッドパッドや敷きパッドは比較的安いが高級なものもある
- 今ある寝具の機能を向上させることができる
ベッドパッド(マットレスパッド)と敷きパッドについてまとめると上記のようになりました。
いかがだったでしょうか。今回の記事では、ベッドパッドと敷きパッドの違いや、それぞれのおすすめについてご紹介してきました。
ベッドパッドも敷きパッドも、それぞれ役割りが違うものの「睡眠の質を向上させる」という大きな枠組みでは同じ目標を持っています。いろいろなメーカーからたくさん種類もあるため迷うとは思いますが、ぜひ本記事を参考にして購入してみてください。
ベッドパッドと敷きパッド両方を取り入れてみて、衛生面と寝心地をアップさせてみてください。
今回の記事が、快適な睡眠を手に入れるための参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!