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こども用マットレスのおすすめのモデルや硬さについて解説!

子ども用マットレス

子供用マットレスの選ぶときに、どんなマットレスが子供向いているのか悩んだことのある方はいませんか?

汗かきな子や寝相の激しい子、おねしょがある子、暑がりな子などさまざまな個性があるため、適したマットレスは何なのか困りますよね。

ここでは、豊富な種類のマットレスから子供用マットレスに向いたものを選ぶコツやおすすめのメーカーなどについて詳しく解説していきましょう。

こども用ベッドマットレスの選び方

子供用のマットレスで大切なことは、寝姿勢を妨げない硬さでお手入れしやすく、通気性の高い衛生的なマットレスを選ぶことです。ここでは、子供用ベッドマットレス選び方で重要な点を解説していきましょう。

こども用ベッドマットレスの硬さは?

子ども用マットレス

結論、子供用マットレスは高反発マットレスやコイルマットレスのように反発力が高い硬めのものがよいです。何故なら、柔らかい低反発ウレタンマットレスのような素材だと身体が沈み込みやすく、理想的な寝姿勢や寝返りが妨げられてしまうからです。とくに子供の睡眠において寝返りは重要な意味があります。

大人の寝返り回数が1晩に20~40回程度なのに対して、子供の寝返り回数は50~90回と大人の倍以上寝返りをうつことが分かっています。何故なら、子供は大脳を休める眠りである「徐波睡眠」の時間が長く、この徐波睡眠の時間は寝返りを頻繁に繰り返すようになるからです。

そして、徐波睡眠中は体温を下げる必要があるため、身体とマットレスの設置面が熱くならないよう寝返りを繰り返します。寝返りを上手く打てないと体温が熱くなりすぎてしまい、眠りが浅く脳が休まらないという事態になってしまいます。

そのため、子供用ベッドマットレス寝返りがうちやすいように高反発性のあるマットレスがおすすめなのです。高反発なマットレスには高反発ウレタンマットレスやコイルマットレスなどがあります。

こども用ベッドマットレスはお手入れのしやすさも重要

子ども用マットレス

上述したように、子供は深い眠りに入るために体温を下げようとするので、大量の汗をかきます。そのため、必然的にマットレスは汗で濡れ、雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。ここでは、マットレスのお手入れしやすい条件について解説していきましょう。

マットレスのお手入れのしやすさとして大事なことは、通気性の高いマットレスであることやカバーを取り外して洗えるもの、抗菌仕様のもの、立てかけて裏地に風を当てられるものなどが挙げられます。ほかにもベッドパッドを使用したり吸湿性の高いパジャマを着るなどの工夫が考えられます。

まず通気性の高さでいうと構造上コイルマットレスに軍配が上がります。お手入れのしやすさには難があるものの、抗菌仕様であるものも多いです。そのためカビが生えにくいので汗かきの子には向いていますが、おねしょなどの処理は難しいです。

カバーが取り外しできて、マットが立てかけられるタイプだと高反発ウレタンマットレスがおすすめです。ただし、通気性が低いものが多いため、すのこの上に設置したり立てかけて陰干したりするなどの風通しが重要になります。

おねしょが心配な子にはカバーが丸洗いできて、中の素材も水洗いできるファイバーマットレスがおすすめです。寝汗が多い子やおねしょの心配がある子にはうってつけで、通気性も良いため衛生面においてかなり優れたマットレスになります。

こども用マットレスのサイズはキッズサイズや大人用がおすすめ

子ども用マットレス

子供用マットレスのサイズ基準は、当然ですが子供の身長によって変わります。ベビーベッドは2歳までに卒業するのが一般的でそれ以降は80×160ccmほどのキッズ(ジュニア)サイズを使うのが良いでしょう。幅80~90cmはセミシングルサイズと同一で大人でも寝ることができるため、子供なら十分なサイズです。

小学校高学年ごろになるとジュニアサイズだと丈が短く感じることも多いはずです。そのため、ショート丈のセミシングルマットレスにするか、大人と同じシングルサイズに買い替えてしまっても問題ないでしょう。

お子様が小さいうちは高さがあると落ちて怪我をしてしまうおそれがあります。ベッドフレームは低めのロータイプにするかサイドガードをつけても良いでしょう。

こどもには敷布団とマットレスどちらがおすすめ?

子ども用マットレス

結論、敷布団とマットレスのどちらがよいかは使う人のライフスタイルによって変わります。またそれぞれの良さも違っているので詳しく解説していきましょう。

敷布団のメリットは収納性が高く、場所を取りづらいことです。また高低差がないことによる怪我のしにくさもメリットといえるでしょう。デメリットは床に近いため寝ている間にホコリを吸いやすかったり寒さを感じやすいこと、底つきを感じやすいことです。また、通気性が低いものが多くメンテナンスが必要な点も挙げられます。

マットレスのメリットは材質によって反発性が高かったり通気性が良かったり、耐久性に優れていたりする点です。一方で、デメリットとして考えられるのは場所をとることや、コイルマットレスなどは重たく移動が難しいことなどが挙げられます。

これらの点を踏まえると、部屋を広く使いたい場合や床との高低差がきになるのなら布団がおすすめで、マットレスが置けるスペースがあるなら寝返りを打ちやすくホコリを吸い込む心配の少ないマットレスを採用するのがおすすめです。

子供用ベッドマットレスのおすすめランキング4選

それでは、具体的にどこのメーカーのマットレスがおすすめなのでしょうか。ここでは子供用ベッドマットレスのおすすめランキングを4つご紹介していきましょう。

第1位のこども用おすすめマットレス:西川のスーグー

こども用マットレス
料金 1枚:22,000円
サイズ 97cm×195cm
硬さ 155ニュートン
タイプ ウレタンフォームマットレス
備考 メッシュ構造で通気性ばつぐん/厚さ6cm/除湿シート付/消臭加工/カバーを外して洗える/赤と青の2色を選べる

おすすめの子供用ベッドマットレス1位は西川のマットレス「スーグー」です。スーグーのおすすめポイントは通気性の高さです。肌に触れる部分は綿生地なので汗をかいても乾きやすく、メッシュ構造が通気性を保ってくれます。

さらに155ニュートンと子ども用マットレスとしては硬めなのに、表面に凹凸加工がされており柔らかい寝心地になっています。沈み込みにくいため、寝返りのサポートもばっちりで、価格も高品質なウレタンマットレスの中では手頃な価格になっているのでおすすめです。

第2位のこども用おすすめマットレス:イケアのインネリグ

子ども用マットレス
料金 1枚:12,990円
サイズ 80cm×200cm
タイプ ボンネスコイルマットレス
備考 コイルマットレスなので通気性ばつぐん/カバーを外して洗える/伸長式で130cm、165cm、200cmの長さに変更可能/耐久性に優れている

おすすめの子供用ベッドマットレス2位はイケアのマットレス「インネリグ」です。インネリグのおすすめポイントは子供の成長に合わせて長さをマットレスの長さを変えられるところです。耐久性も高いため、長い期間使うことのできるコスパのよいマットレスだといえます。

ほかにも、カバーを取り外して洗えるようになっていたりコイルマットレスなので通気性に優れていたりします。そのため、衛生的に使える点もおすすめです。

第3位のこども用おすすめマットレス:ニトリのシングルマットレスU3-02

子ども用マットレス
料金 1枚:39,900円
サイズ 97cm×197cm
タイプ ファイバーマットレス
備考 ファイバーマットレスなので通気性ばつぐん/カバーを外して洗える/蒸れにくい構造/高反発/詰め物も水洗いできる/厚さ10cm

おすすめの子供用ベッドマットレス3位はニトリシングルマットレスU3-02です。このマットレスは中の詰め物がカルファイバーとよばれる繊維状になっているため、水洗い可能です。通気性にも優れているほか、熱の発散性も高いので蒸れにくく、汗かきな子どもにぴったりです。

サイズは一般的なシングルサイズとほぼ一緒ですが、おもらしや汗、皮脂汚れなどは全て洗えるため衛生的に使えます。ニトリの5年保証もついているため、安心して使い続けられる点も嬉しいですね。

第4位のこども用おすすめマットレス:エムリリーのスマートフォーム

子ども用マットレス
料金 1枚:34,830円
タイプ 優反発ウレタンフォーム
硬さ 140N
備考  3年間の交換保証あり / 密度50D / 通気性ばつぐん / 8万回の耐圧試験をクリア/ 洗えるカバーで衛生的/カバーは滑らかな触り心地/三つ折りできる

おすすめの子供用ベッドマットレス4位はエムリリーのスマートフォームマットレスです。このマットレスは140Nでウレタン密度が50Dと高いので、へたりにくく耐久力のあるマットレスだといえます。また、三つ折りになっているため、敷布団のように高さが出ないので寝相の激しい子にもおすすめです。

カバーも外せるようになってきて、汚れたらいつでも洗えるようになっています。また、表面はベロア調の生地になっているので触り心地が滑らかになっている点もおすすめです。

エムリリーのマットレスはこちら

こども用ベッドマットレスについてよくある質問

ここでは子供用ベッドマットレスに関するさまざまな質問について詳しく解説していきましょう。

こども用マットレスは床に直置きしてもいいの?

<メリット>

  • 高さがでないため落ちる心配がない
  • ベッドフレーム代がかからない

<デメリット>

  • カビが発生しやすい
  • マットレスが劣化する
  • ホコリを吸いやすくなる

結論、マットレスの直置きは可能です。マットレスの高さが出ないため落ちても安心な点にくわえてベッドフレーム代がかからないという利点があります。その一方で、マットレスを床に直置きすることにはデメリットがあります。

まず考えられるのが、マットレスに湿気がこもりやすくカビが発生しやすいという点です。子供は寝汗が多いので、通気性が悪いと衛生環境が悪くなりやすいです。また、とくにウレタンマットレスのような水に弱いマットレスは、マットレス内部に湿気がこもると劣化が早まります。

そのため、すのこを床の上にマットレスを置いたり定期的にマットレスを立てかけて陰干しをするなどのカビが生えにくくなる工夫が大切です。ベッドパッドを敷いて汗がマットレスに吸収されるのを防ぐこともできます。

床に近くなるのでホコリを吸いやすくなることもデメリットとしてあります。ホコリはアレルギーの原因にもなるので、床にホコリがたまらないようこまめに掃除をしておくのが良いでしょう。

こども用ベッドマットレスは中学生でも使える?

<中学生におすすめのマットレスサイズ

ショート丈:80cm×180cm

セミシングル:80cm×195cm

シングル:97cm×195cm

中学生にもなったら今までのジュニアマットレスだと小さくなってきてしまうことも多いでしょう。そのため、大人用のセミシングルやシングルサイズのマットレスを買ってみるのもおすすめです。小柄な場合はショート丈のマットレスもありますが、成長期で身長が大きく伸びる場合があるので留意しましょう。

こども用ベッドマットレスは何ニュートンがおすすめ?

<体重ごとのマットレスの硬さの目安>

体重50kg以下:100ニュートン

体重50kg~80kg:150ニュートン

体重80kg以上:180ニュートン以上

ウレタンマットレスの硬さ(ニュートン)を選ぶ際には、お子さんの体重に合わせて硬さを選ぶことが大切です。体重に対してマットレスが柔らかすぎると上手く寝返りをうてず、眠りが浅くなったり血流が滞ってしまいます。逆に硬すぎると寝姿勢がまっすぐになりすぎてしまって腰を傷めたり寝心地が悪くなったりしてしまいます。

しかし、このウレタンマットレスの硬さは表面より下の中層の部分の硬さを表示していることも多いです。そのため、自分の体重の目安より硬いウレタンマットレスでも表面が柔らかく加工されていたら十分心地よく寝ることができます。そのため、硬さだけでなく表面の材質についても注目することが大切になります。

車中泊に使えるこども用マットレスの選び方は?

<車中泊用マットレス選びのポイント>

  • 10cm以上厚みがあるもの
  • コンパクトに収納ができる
  • 体圧分散に優れたものを選ぶ
  • 断熱性の高い素材でできている

結論、車中泊用いるマットレスは大人子供関係なく厚めのものがおすすめです。どうしてもデコボコとした段差があるので、10cm以上の厚みがあるものを車の収納スペースや幅に合わせてサイズを選びましょう。

車中泊用マットレスの多くはエアポンプ式なので、コンパクトに使うことができます。また、体圧分散効果のあるウェーブデザインのものもおすすめです。また、車の中は冷え込む場合もあるため断熱性の高いモデルを選びましょう。

こどもにも高反発マットレスは使ってもよい?

<メリット>

  • 寝返りがうちやすい
  • 寝姿勢が崩れにくい
  • 身体との接地面積が少ないので熱がこもりにくい
  • 耐久性が高くて長く使える

<デメリット>

  • 硬すぎると寝心地が悪い

結論、高反発マットレスは子供用マットレスとしておすすめです。高反発マットレスの最大の利点は寝返りをうちやすいという点が挙げられ、頻繁に寝返りをうつ子供には見逃せない要素です。また、身体とマットレスが触れる面積が比較的少ないため熱がこもりにくくて寝やすいという特徴もあります。

デメリットとしては硬すぎると寝心地が悪く感じてしまうということが挙げられます。とくに、価格の安いウレタンフォームマットレスだとマットレスの表面部分も高反発な硬いウレタン素材でできているため寝心地が悪いです。そのため表面が適度に柔らかく加工されているウレタンフォームマットレスやコイルマットレスなどを選ぶのが良いでしょう。

こどもが食事をマットレスにこぼしてしまったらどうしたらいい?

<マットレスについた食べこぼし汚れの落とし方>

  • 固形物を取り除く
  • ティッシュや濡れタオルに汚れを吸わせる
  • 中性洗剤を薄めた水を含ませたタオルで汚れを叩き落す
  • よく乾かす

マットレスに食べこぼし汚れがついてしまったら、まず固形物を取り除きましょう。この時強い力で取り除こうとすると余計に染み込んでしまう恐れがあるので優しくつまむように取り除きましょう。

次にティッシュやタオルなどを使って水気のある汚れを優しく吸わせましょう。大体の汚れが取れたら、中性洗剤を薄めた水を含ませたタオルで汚れを優しくたたきます。とくにウレタンフォームマットレスは水に弱いため、良く絞ったタオルで汚れをとるようにしてください。

子供用マットレスについてまとめ

まとめ
  • 子供用マットレスは高反発がおすすめ
  • 寝返りのうちやすさが重要
  • カバーを洗える機能は外せない
  • 通気性の高いものを選ぶ
  • ファイバーマットレスはおねしょにも対応できる
  • サイズはジュニアサイズでもシングルサイズでもOK
  • マットレスを床に直接置くならメンテナンス必須
  • ニュートンだけを見ずに表面の素材や加工にも注目

結論、子供用マットレスは寝返りをうちやすい高反発マットレスがおすすめです。高反発マットレスにはコイルマットレスやウレタンマットレス、ファイバーマットレスなどがありますが、最も汚れに強く、通気性も高いのはファイバーマットレスです。

マットレスのサイズはジュニアサイズでもシングルサイズでもその子にとって小さすぎなければ大丈夫です。また敷布団のように床に置く際には、立てかけて陰干ししたりすのこの上に置くなどカビの生えない工夫が必要になります。

子供にとって寝心地が良いマットレスは価値のあるものですが、保護者が十分な知識をもって子供に適したマットレスを選んであげることも重要です。快適な睡眠は健やかな成長につながるため、今回ご紹介した内容を参考にして寝具を選んでいただけたら幸いです。

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